26歳でコスプレの世界に飛び込む決心をしたことは、ここ数年で最も後悔のない選択の一つです。去年の夏から、退勤後の時間を無意味な不安で浪費するのをやめ、実際に手を動かして小道具を準備し、メイクを研究し、ロケ地を探して撮影に臨むようになりました。あっという間に2026年も半分が過ぎ、この半年間の写真を振り返ってみると、実に多彩なスタイルに挑戦し、たくさんの試行錯誤を重ねてきたことを実感します。
始めたばかりの頃のロケ撮影では、ウィッグの装着とアイテープを貼るだけで1時間以上かかり、メイクがくすんで見えたり、仕上がりの顔立ちに立体感が出なかったりしました。この半年以上の模索を通じて、自分に似合うメイク方法を少しずつ見つけることができました。アイシャドウのぼかしで瞳を大きく見せ、ハイライトとシェーディングで陰影を再構築し、ウィッグのカラーに合わせて様々な色味のカラコンを選び分けるスキルも身につきました。写真に収めたスタイルの多くは、自宅で何度もメイクを試作して記録したものです。アイライン1本のために夜遅くまで描いては落としを繰り返すこともありましたが、普段の自分では到底届かない姿が仕上がった写真を見た時の達成感は格別でした。
この半年間、『原神』『崩壊:スターレイル』『鳴潮』『シュタインズ・ゲート』など多彩な作品のキャラクターに挑戦しました。パールネックレスと特徴的な角飾りをあしらったダークで華麗なスタイルから、光輪を戴き幾重にも重なるチュールスカートを纏ったピンクのファンタジックな装い、ネクタイを締めた制服の日常感まで、衣装を着替えるたびにまったく新しい人生を追体験しているかのようでした。何より嬉しかったのは、カメラに対する恐怖心を克服できたことです。最初はぎこちなくピースサインを作ることしかできませんでしたが、今では自然にレンズと向き合い、光やロケーションに合わせて感情を表現できるようになりました。車内で日差しを浴びる瞬間や、レストラン、街角、撮影スタジオなど、どんな場所でもベストなアングルを見つけ出せるようになりました。もちろん、セット途中の乱れた髪や舞台用の厚塗りメイクのまま公共の場を移動することも多々ありましたが、次第にそれも気にならなくなりました。それこそが二次元という世界が与えてくれた自信と情熱なのだと思います。
周囲の友人たちも常に励ましてくれ、ウィッグの手入れを手伝ってくれたり、イベントに付き添ってくれたり、撮影面でのアドバイスをくれたりしました。毎朝早くから通勤する社会人として、この分野で継続的に作品を生み出し続けることは体力的にもタフですが、コメント欄でキャラクターに気づいてもらえたり、メイクを褒めてもらえたりするたびに、すべての苦労が報われる思いがします。これからも自分の限界を決めずに二次元への情熱を注ぎ続け、大好きな作品やキャラクターに挑戦し、メイクや撮影技術を磨いていきたいです。下半期の総集編では、さらに洗練された素晴らしい作品をお届けできることを楽しみにしています。