BW 2026の会場は多くの人で賑わい、今回は『原神』のエスコフィエのコスプレで参加しました。このスタイリングのために、衣装とウィッグの再現には事前の準備段階からかなりの熱量を注ぎ込みました。鮮やかなオレンジのロングウェーブウィッグを被り、サイドの三つ編みを整え、青い花の髪飾りと象徴的な白いシェフ帽を合わせることで、キャラクターの輪郭が綺麗に立ち上がりました。
メイク面では、彼女の魅力に寄り添うために鮮やかなブルーのカラコンを選び、ピンク系のチークを合わせて表情全体を明るく華やかに仕上げました。衣装は今回の最大のこだわりです。トップスは白を基調とし、胸元には大ぶりで存在感のある赤いリボンをあしらい、中央に青いビジューとメタルパーツを添えました。両肩には黒いケープ風の切り替えを施し、白いパフスリーブの袖口には赤・黒・金のコントラストカラーを取り入れて豊かな立体感を出しています。ボトムには白ストッキングを着用し、ウエストの両サイドには金色の紋様が入った赤・黒・金の切り替えスカートパネルを結び、サイドから赤いリボンを垂らしました。パティシエというコンセプトに調和するよう靴のセレクトにも気を配り、トータルバランスを整えました。
会場内のセットも衣装の雰囲気にぴったりでした。カフェ風のブースを見つけ、木製ラックや温かみのあるペンダントライト、エスプレッソマシンが並ぶ空間で撮影を行いました。赤白チェックのテーブルクロスの前で、小花柄のティーカップを手に持ち、椅子に腰掛けて脚を組みました。美しい一枚を残すため、背筋を伸ばして肩の力を抜き、カップを安定して持つ手元の所作にもこだわりました。スカート丈が短めなので、着座時は裾の広がりと脚の角度を計算し、白ストッキングのディテールが自然と引き立つよう意識しました。
会場内は超満員で、空調が効いていたとはいえ、重厚な衣装で歩き回ると汗だくになりました。ウィッグを長時間着用していると頭が締め付けられるため、シルエットが崩れないようこまめに位置を直しました。それでも、カメラマンがシャッターを切る音や、通りすがりのファンからいただいた温かい言葉に、疲れも吹き飛ぶほど嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
ポージングでは、エスコフィエならではの自信と上品な佇まいを意識しました。ティーカップを構える際は、視線を優しく保ちつつ芯のある眼差しを心がけ、カメラに向かって首を少し傾げてデコルテラインを綺麗に見せました。カメラマンもブースの光影を最大限に活かせるよう立ち位置やアングルを丁寧に誘導してくださり、衣装の質感やウィッグの鮮やかな発色を綺麗に残すことができました。
今回のBilibiliWorldでの体験はとても充実したものでした。満足のいく写真が撮れただけでなく、『原神』やエスコフィエを愛するたくさんの仲間と出会うことができました。ブースの前で衣装の仕立てやウィッグのお手入れ方法について語り合う時間は、かけがえのない思い出です。細かなディテールが積み重なったキャラクターをイベント会場で無事に形にできたことは、私にとって素晴らしい経験となりました。これからもヘアメイクや表現力に磨きをかけ、さらに心のこもった作品をお届けできるよう精進していきます。