『ゼンレスゾーンゼロ』とYadea(ヤディア)の今回のコラボレーションは、まさに新エリー都の空気感をそのままCJブースの現場へと具現化していました。本日披露したのはエレンのライダース風デイリーコーデです。黒のクロップド丈ノースリーブトップスにロールアップデニムショーツを合わせ、裏地が鮮烈な深紅に染まった黒のショート丈ジャケットを羽織りました。ジャケットを脱いで片腕にラフにかけるだけで、ストリート感あふれる軽快な佇まいが完成します。キャラクターの細部を再現するため、頭上にはイエローのサングラスを乗せ、左サイドの髪にはシルバーのヘアピンを留め、口元にはキャンディの棒をくわえました。太ももには黒のレザーレッグリングを締め、足元には白ストッキング(ハイソックス)と厚底スニーカーをセレクト。手元には愛らしいグレーのサメのぬいぐるみを添えました。
ブースに足を踏み入れると、まず視界に飛び込んできたのは巨大なピンクのグラフィティウォールで、計算されたライティングが空間をドラマチックに演出していました。展示順路に沿って、コラボ実車3台をじっくりと見学。最も私の心を奪ったのは、言うまでもなく「冠能 白鮫II エレンモデル」でした。サメの流線型を模したシャープな車体フォルムが際立ち、ブラックとシルバーグレーのボディには白文字で「SHARK」のグラフィティが大胆にプリントされ、サイドにはキャラクターモチーフのステッカーが配されていました。傍らにはお揃いのコラボヘルメットが展示されており、白地にキャラクターアイコンがあしらわれた爽快なカラーリングが目を引きます。隣に並ぶ「i7 ライカオンモデル」は直線的でエッジの効いたフォルムが特徴で、サイドの大胆なグラフィックが重厚なメカニカル感を強調。「B60S ボンプモデル」はポップで明快な色使いと、耳が直立したようなヘッドライトのデザインが抜群の個性を放ち、都市部の街乗りに最適な愛らしさを漂わせていました。
展示車両にはいずれも「Fairy AIアシスタント」が搭載されており、実際に操作してみると、UIデザインはサイバー感に満ち、操作性も極めてスムーズで、走行時の相棒としての存在感が巧みに作り込まれていました。数多くの展示会を巡ってきた身としても、ゲーム内の情景を見事に再現したブース設計の完成度の高さには目を見張るものがありました。
今回の機材にはα7 V(A7M5)とFE 24-70mm F2.8 GM IIをチョイス。この焦点域は展示ブースにおけるポートレートと車体撮影の双方において極めて使い勝手が良く、屋内のネオン管による色被りをレンズの優れた逆光耐性と高色温度の環境光が美しく抑え込み、撮って出しの段階で息を呑むほどクリアな透明感を描き出してくれました。屋外の快晴下では、自然光を活かすことで衣装の布地のテクスチャやバイクのメタリックな塗装の質感をより鮮明に捉えることができました。
ブース全体の美術設営から実車の精緻な質感に至るまで、今回のコラボレーションに注がれた誠実な熱量を肌で感じることができました。没入感あふれる展示巡りを満喫し、納得のいく写真を残せただけでなく、各車両のデザインランゲージを至近距離で体感できた、極めて充実した現場レポートとなりました。