今回の撮影は『崩壊3rd』におけるエリシアの愛と願いの妖精フォームへの挑戦でした。衣装全体の準備にはかなり時間をかけ、ピンクのウィッグは前日に前髪のカール感を特別にセットし直し、エルフ耳と合わせても違和感がないように仕上げました。赤と白のコルセットドレスには薔薇やリボンの細やかなディテールがふんだんにあしらわれ、手袋やハート型のブローチの質感も入念に調整しました。脚のラインをより美しく見せるため、専用の白のロングストッキングに赤いハイヒールを合わせ、足首に赤いストラップを巻き付けたため、歩く際の姿勢には細心の注意が必要でした。撮影場所には一面の花畑とブランコが設置されたスタジオを選びました。特にブランコに座るシーンでは躍動感のあるポーズを作るため、小道具やブランコとのバランスを何度も試行錯誤し、花畑とチュールの装飾が衣装と見事にマッチしました。今回の撮影の要は表情のコントロールと後処理の色調補正にあり、温かみのあるピンクトーンの光影がキャラクターの無邪気でロマンチックな魅力を際立たせ、ストッキングに合わせたハイヒールと赤い薔薇の装飾が程よい愛らしさと華やかさをプラスしてくれました。機材とライティングに関しては、ドレスの美しい光沢感を出すために4〜5灯の照明を配置し、レタッチでも過度な美肌補正を避けてリアルな肌の質感を大切に残しました。愛と願いの妖精フォームは淡いピンクの色彩と華美なディテールが特徴で、この衣装を着て撮影中ずっと美しい姿勢を維持するのは大変でしたが、完成した写真を見てイメージ通りの素晴らしい仕上がりになったと実感しています。