今回のBW 2026のアルモラブースにて、ゲーム『鳴潮』に登場するエイメスのこのスイーツアイドル衣装(打歌服)を撮影してきました。ちょうど同じ展示館で夏時先生もお仕事をされていたので、そのついでにイベント写真を数枚撮ってもらい、現場のライティングや背景のセッティングが良い状態のうちに、急いでオフショットを整理しました。
衣装のデザインはスイーツ店の雰囲気にぴったりで、ピンクと白のギンガムチェック柄のエプロンに多層のレーススカートがドッキングされており、オフショルダーのパフスリーブや胸元のリボンも相まって、全体的にマカロンカラーの非常に甘いテイストに仕上がっています。ヘアアクセサリーにはあえてライトブルーのリボンを選び、ピンクの髪色と寒暖のコントラストを作ることで、甘くなりすぎないように工夫しました。白タイツと白いハイヒールの組み合わせは、ブースの明るい(ハイキーな)ライティングの下で非常にクリーンに映え、脚のラインを美しく引き伸ばしてくれます。
撮影したブースはアルモラが手がけたスイーツテーマのセットで、シースルーのベールやポンポンの装飾、本物そっくりのケーキやイチゴの小道具が大量に飾られていました。中でも、黄色と白の巨大なスパチュラ(ヘラ)の小道具が特にお気に入りで、手に持ってポーズを取るだけで非常に高いインタラクティブ感が生まれ、画面が一気に生き生きとします。さらに、レトロなコーヒーカップも用意し、折りたたみ椅子に腰掛けてティーカップを手にする佇まいが、のんびりとしたアフタヌーンティーというテーマに見事に調和してくれました。
撮影機材には、ソニーA7M5に24-70mm F2.8 GM IIを組み合わせて使用しました。この焦点距離はブースのような限られたスペースにおいて非常に扱いやすく、全身の引きの絵からバストアップのクローズアップまで柔軟にカバーできます。現場のライティングは主にアルモラの定常光(継続光)による補助で、全体的に柔らかい高輝度なライティングとなっており、肌のトーンや衣装のふんわりとしたピンクの質感を美しく再現してくれました。撮影中、テーブルに寄りかかって髪に触れるお茶目なポーズ、片手で小道具を掲げる元気いっぱいのポーズ、手元で紅茶を嗜むエレガントなポーズなど、いくつかのバリエーションに挑戦しました。カメラマンさんのシャッタースピードが素晴らしく、どのカットも非常に自然な表情を切り取ってくれました。
衣装のスカート部分が多層構造になっているため、歩き回る際は裾がぐちゃぐちゃに潰れて重なってしまわないよう、少し意識して整える必要がありました。また、肩出し(オフショル)のラインが左右対称に美しく見えるよう、ストラップの位置の調整にも気を配りました。全体の撮影時間は30分ほどでしたが、ブース周辺が多くの来場者で行き交っていたにもかかわらず、カメラマンさんが完璧にライティングをコントロールしてくれたおかげで、背景の雑多な要素が程よく抑えられ、主役である人物が鮮明に際立つ作品になりました。
こうしたブースの実景とスタジオ風のライティングを組み合わせた二次元撮影は、お互いの息が合うかどうかが鍵になります。現場の照明はプロの撮影スタジオのように自由に位置を変更できないため、ポーズを変えるたびにハイライト(最も明るい箇所)の位置を素早く確認しなければなりません。幸い、今回は24-70mmのズームレンズを持参していたため、カメラの位置を頻繁に変えることなく、多様な構図を得ることができました。選りすぐった数枚のオフショットの中で、私が最も満足しているのは座ってカップを持っているカットです。脚のすっきりとした伸び感や全体の重心バランスが非常に安定しており、背景のコーヒーマシンの美術が心地よい生活感を醸し出してくれています。他の立ちポーズや寄りかかるポーズのカットでも、スカートの美しいドレープ感が崩れることなく、大きな動きによって衣装が乱れたり変形したりするのをしっかりと防ぎました。
今回、エイメスのこの特別な衣装を身にまとい、BW 2026のアルモラブースという最高のステージでこれらの写真を残すことができ、ブースの空間演出と衣装の世界観が見事に調和しているのを肌で感じました。ただ、連続して撮影を行う際は、肌のテカリ(油分)を防いでメイクをきれいに保つことに注意が必要です。現場の照明がかなり明るいため、少しでもテカると写真に目立ってしまうからです。それでも全体の撮影プロセスは非常にスムーズで、仕上がりのクオリティも期待通りでした。またいつか、このようなテーマ性のある魅力的な空間で、さらに色々な表情やポージング、そしてインタラクティブな表現に挑戦してみたいです。