今回のアロナ コスプレの写真一式は、実は重慶の燃えるような猛暑の夏に撮影されたものです。あれから少し時間が経ちましたが、当時の蒸し暑い気温と強烈な日差しは、『ブルーアーカイブ』におけるアロナのあの爽やかで澄み切ったブルーのトーンと非常に強力なコントラストを描き出していました。当時は大きなバッグいっぱいの荷物と小道具を抱え、カメラマンの林檬先生、メイク・レタッチ担当の茜冉先生と一緒に教室で丸一日ドタバタしながら、ようやくこの素材群を完成させました。
今回のスタイリングについてお話しします。キャラクターの色彩を再現するため、このセーラー服は非常に明るいブルーとホワイトのバイカラーを採用し、胸元の大きなリボンはとても立体的でボリューム感のある作りに仕上げました。首元の白いチョーカー(項圈)にはライトブルーのリングがあしらわれ、セーラー服の襟元のラインと綺麗に呼応しています。袖口はパフスリーブのデザインになっており、きゅっと絞った袖口に裾の白い三角モチーフが加わることで、トップスの立体感が一層豊かになりました。白いプリーツスカートの裾の下にはカラフルなドット記号が隠されていますが、こうした隅々のディテールもあえてクローズアップ(特寫)で撮影しました。今回のコスプレシェアにおいて、これらの目立たない小さなデザインこそが往々にして「魂」が宿る場所だからです。
撮影時の最大の試練は、言うまでもなく重慶の室内の蒸し暑さでした。それに加えて厚みのあるライトブルーのウィッグと髪飾りをつけていたため、自分自身がまるで小型の蒸し器を背負っているかのようでした。表情をキャラクター特有のあの元気で活力に満ちた状態に維持する上で、手にした「いちごミルク」のボトルが本当に大活躍してくれました。小道具は撮影前に厳選した作中同モデルの飲料ボトルで、ピンク色のラベルとフルーツの柄がブルーとホワイトのコーデの中でとてもポップに映え、画面にたくさんの夏の清涼感を添えてくれました。1枚目の写真で私が身を乗り出してミルクを差し出しているのは、まさにこの甘くて涼しげな掛け合いの空気感をレンズの向こうにお届けしたかったからです。
今回は実はアロナ プラナ双子の共同企画となっています。林檬先生が撮影と空気感のコントロールを、茜冉先生がヘアメイクとレタッチ(後期修飾)を担当してくださり、全員が多大なエネルギーを注ぎ込みました。双子はミラー(鏡像)と互補(お互いを引き立てる)の感覚を表現する必要があるため、事前の準備作業が本当に煩雑でした。現在はまずアロナ側の撮影を完了した段階で、プラナのスタイリングはまだ「ぶくぶく」とブラッシュアップしている最中(完善階段)であり、衣装のディテールやアクセサリーの最終調整を行っています。それでも、今回の先行カットの中で、アロナのあの活発でお茶目な夏の空気感は見事に表現されており、プラナも無事に形になった後の2人のツーショットの効果が今からとても楽しみです。
このタイプのキャラクターを撮影する際、表情と視線は極めて重要な要素です。アロナは私にとって、お茶目でありながらもどこか少し健気な印象があるので、教室のシチュエーションの中では、立って小道具を渡す時も、学習机の傍らに腰掛けていちごミルクのボトルを高く掲げる時も、自分のコンディションをよりリラックスさせるように意識しました。そうすることで初めて、最もナチュラルなポージングや眼差しを捉えることができます。当時、教室に差し込む自然光はとても柔らかく、暑かったものの、カメラマンが最高の光と影をスナップしてくれたおかげで、今回の写真一式の見栄えは非常にクリーンで明るくなりました。完成データを見た瞬間、夏の汗も疲れもすべて価値があったと感じました。これからは自宅で引き続きプラナの装備作りに励み、双子が揃って皆さんの前に早くお披露目できる日を楽しみにしています。