【アルトリア コスプレ】6年前の未完成だったFate/Grand Order白ドレスの玉座、ついに現像完了 - 1 枚目
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6年前に撮影したアルトリアの写真を引っ張り出してきました。当時は写真編集技術の壁にぶつかり、ずっとお蔵入りになっていたものです。当時の撮って出しは明暗差があまりに激しく、真昼の直射日光が地面に照りつけ、逆光で顔が暗く沈んでしまい、周囲は寒色系のガラスカーテンウォールと強いハイライトで溢れていたため、バランス調整が極めて困難でした。レタッチ後もイメージ通りの空気感にならず、そのまま放置していました。今回改めて見返してみると、やはり諦めきれない思いが湧いてきました。もともとはスピード感やレース要素を取り入れ、適度なモーションブラーを効かせたビジュアルにする予定だったため、ミニ丈の白ドレスにすらりとした白タイツコスプレ、そして大きく翻る重厚な濃紺のマントを合わせていました。しかし撮影後のデータを確認すると、むしろ静的な威厳や気品の方が強く感じられたため、今回の写真編集では方針を完全に転換し、クールで高貴かつ静謐な世界観を目指して調整を行いました。

今回の再編集における核となるロジックは、レフ板の光と明暗のグラデーションを復元し、光と影を一から再構築することで当時のライティング不足を補うことでした。顔の光を綺麗に整えて初めて、レースの手袋やレッグリング付きの白タイツの質感、胸元のドレープが鮮明に浮かび上がってきました。正直なところ、この衣装はどのパーツも着こなしが非常に難しかったです。特に硬めの生地で作られた白いレーススカートは歩くだけで下着が見えそうになり、撮影中は常に細心の注意を払って動きを制御しなければなりませんでした。また、前腕丈の半透明の白いグローブもかなりきつく、手の動きが固くなってしまうほどでした。小道具の長剣も本格的な重さがあり、地面に下ろしている分には問題ないものの、構えてポーズを維持するにはかなりの筋力が必要で、10分撮っては休憩を挟むペースでした。さらに難所だったのがマントです。自然になびく美しい形を捉えるため、カメラマンと息を合わせて何度も翻しました。今回の編集でなびくエッジ部分にぼかしやノイズ低減処理を施し、ようやくただの硬い布に見えない仕上がりになりました。レース模様の陰影を復元したことで、寒色系の背景の中で白タイツの美脚がより引き立ち、透明感も増しました。こうして4枚の写真を納得いく形に仕上げられたことで、6年前からの心残りにようやく決着がついた気がします。同じ元データでも技術の向上によってここまで劇的に改善されるのを実感でき、もし将来同じ衣装でリベンジ撮影する機会があれば、今ならポーズの抜け感や魅せ方のコツをより熟知しているので、さらに完成度の高い作品にできると確信しています。