【八重神子 コスプレ】稲妻の桜と永遠の一瞬 - 1 枚目
【八重神子 コスプレ】稲妻の桜と永遠の一瞬 - 2 枚目

今回八重神子を撮影するにあたり、一番捉えたかったのは、彼女の「すべてを見抜いているのに、それでも一緒に楽しんでくれる」という絶妙なニュアンスです。衣装の紫の雷紋や赤い結び紐はディテールが多く、着用する際に何度も位置を調整して対称性を保つ必要がありました。特に胸元にあるおなじみの「神の目」の飾りは、ゲーム内の金属的な質感を再現しつつ、撮影に影響しないよう重すぎないものをと、素材選びにかなりの時間をかけました。今回のポイントは何といってもピンクのウィッグです。八重のあのふんわりとしたピンクのロングウェーブヘアは、ブラッシングとセットだけで2時間近くかかりました。風になびく自然な弧度を表現するため、撮影時はあえて斜め前方からブロアーで風を送り、手の動きと合わせることで、髪が顔に張り付かずに美しく舞う瞬間をどうにか数枚捉えることができました。和風の服を取り入れたシチュエーションでの桜の造景には、あえて桜の枝を小道具として選びました。神子はいつも桜の木の下でお茶を嗜み、淡々と世の習いを見つめている印象があるからです。ですが、写真が厳かになりすぎるのは避けたかったので、意図的に明るめのライティングを行い、花びらや髪の輪郭に透明感を持たせました。実は撮影で一番難しかったのは「視線」です。彼女の狐のような紫の瞳は、気だるさを漂わせつつも、どこか見透かすような洞察力を秘めていなければならず、鏡の前で何度も練習してようやく少し感覚を掴むことができました。レタッチ(後加工)の際も、肌本来のリアルな質感をできるだけ残し、過度な美肌補正は行いませんでした。神子の美しさは決して欠点のない人工的な精巧さではなく、オーラを纏った気品ある従容(落ち着き)にあると思うからです。今回の一連のカットは完璧とは言えないかもしれませんが、どれもカメラマンの先生と何度もアングルや光の位置を調整し合って生まれた結晶です。メイクから桜の造景にいたるまで、できる限りキャラクター自身の持つ気質に近づけました。『原神』や八重神子が好きなファンの皆様に、この作品に込めた私たちのこだわりが少しでも伝われば嬉しいです。