『原神』胡桃コスプレ:往生堂第七十七代当主、参上! - 1 枚目
『原神』胡桃コスプレ:往生堂第七十七代当主、参上! - 2 枚目

今回の『原神』の胡桃のコスプレは、事前の準備に実に多くの工夫を凝らしました。まずは衣装からお話ししますと、往生堂の制服は一見シンプルに見えますが、細部のディテールが非常に豊かです。アウターは深みのあるブラウンブラックで、袖口は広く、胸元にはチャイナボタン(中国風の紐ボタン)、襟元には赤い蝶ネクタイがあしらわれています。ボトムスは黒いショートパンツで、腰のサイドにはゴールドの長いバックテールが下がっています。軽やかで弾むような躍動感を表現したかったため、軽くて落ち感のある生地を選び、ポーズをとったときに服が美しい弧を描いてなびくようにしました。ウィッグはブラウンのロングヘアで、レイヤー感をしっかりとカットし、ツインテールのスタイルには帽子と赤い紐、特に帽子の上の梅の花やタッセルを慎重に固定しなければ、大きな動きをしたときにすぐにズレてしまいます。メイクの重点はアイメイクに置き、赤いアイシャドウをキャラクター特有の茶目っ気と少しミステリアスな気質に合わせて仕上げました。

手の動きやポーズも私が重点的に練習した部分です。写真にある空中のポーズは適当にとったものではなく、画面に軽やかさを出すために、ワイヤーアクションや何度もジャンプした瞬間のスナップ撮影に挑戦しました。手の動きはしっかりと伸ばし、指先まで力を込め、視線には往生堂の当主としての落ち着きを宿させました。下半身には白ストッキングとバックル付きの黒い革靴を合わせ、この衣装を撮影する際は、レッグラインを美しく見せるために空中のポーズの調整に長い時間をかけました。

傍らにいる白い幽霊はポストプロダクションで追加されたものですが、現場での撮影時にもグリーンバックや何もない空間に向かって多くのインタラクティブな表情を作りました。頭の上の黄色いクエスチョンマークが非常に可愛らしく、画面のやや重くなりがちな雰囲気を和らげ、リラックスした楽しい空気感をプラスしています。胡桃のセリフである「腹ごしらえをして、あっちへ旅立とうね」には、実は生死に対する達観した境地が込められているため、表情管理では無理に可愛さを演じるのではなく、自信に満ちた自然体で堂々とした態度を伝えたいと思いました。

特殊効果とポストプロダクションの合成については、炎と黄金の蝶を自然に仕上げたかったため、レタッチ担当の先生と長期間にわたって綿密な打ち合わせを行いました。炎の軌道はラップアラウンド(巻き込み)式で、私の身体の動きの動線に合わせて合成する必要があります。あの光る蝶や星のきらめきには、視線を誘導する役割を持たせ、見る人の視線を私の身体のしなやかなポーズに集中させたいと考えました。1枚目のリアル寄りのスタイルでは、衣装の素材の質感や光と影がそのまま残されています。2枚目はイラスト風の二次創作となっており、画風は異なるものの、ポーズや背景の要素は完全に一致しています。

撮影プロセス全体は実際かなり体力を消耗するもので、特にこの衣装を着て空中でバランスを保つ必要があったため大変でした。空中には力を入れられるポイントがないため、体幹の筋肉をしっかりと締めつつ、表情は自然に保たなければならず、一組の撮影が終わると足がブルブルと震えていることもありました。しかし、完成した写真がこのように炎と幽霊が並走する効果を見事に表現できているのを見ると、流した汗のすべてが報われたと感じます。今回のシェアを通じて、キャラクターである胡桃の持つユニークな魅力を皆様に感じていただければ幸いです。