金匱公園の桜の季節は本当に人が多すぎて爆発しそうでしたが、このローソンコラボ版フィービーの屋外ロケのために、私たちは混雑を押し切って撮影を敢行しました。今回のロケーション選びでは、主に公園の広大な芝生とグレーの岩を利用しました。自然光による拡散反射の効果が素晴らしく、ウィッグの質感を非常に透明感のあるものに見せてくれます。少し高めのアングルからのハイアングル撮影(俯瞰)を合わせることで、スカートの裾のレイヤー感やセーラー襟のディテールを綺麗に見せることができます。この衣装のポイントは、ヘッドドレスとあの黒い星のチョーカーにあり、ダークトーンのアクセサリーを使うことで全体の青白配色の淡い印象を引き締めています。ランタンスリーブのデザインは、ポージングを広げたときに自然なドレープ感を生み出し、両手でハートを作ったときに袖口とスカートのフチの曲線がちょうど美しく連動します。
ポーズ参考を準備する際、カメラマンの@木白先生と事前に手元の小さな工夫について話し合いました。例えば、人差し指を口元に当てたり、指でフレームを作ったり、両手でハートを作ったりして、単なる型にはまった硬いポージングではなく、切り取られた一枚一枚にそれぞれ異なる繊細な感情が宿るように意識しました。やはりコスプレというものは、外見のデザインを再現するだけでなく、ボディランゲージを通してキャラクター特有の活発で元気な魅力を観客に伝えることが大切だからです。金匱公園の芝生の背景は、桜シーズンということもあって観光客が非常に多く、実際はかなり雑多としていましたが、カメラマンがアングル選びに優れており、大口径レンズで人混みを柔らかく綺麗にぼかしてくれたおかげで、画面全体がすっきりと爽やかな観感に仕上がりました。
実はこの衣装のディテールは本当に多く、襟元の濃紺のラインやライトブルーの大きなリボン、さらに下半身の重なり合うティアードスカートなど、丁寧に整えないとすぐに一塊に膨らんでシルエットが崩れてしまいます。そのため、撮影の合間にもスカートの裾や前髪の毛流れを何度も微調整していました。腰元の黒いレザーベルトは視覚的なウエストの境界線として非常に重要で、これがないと淡い色同士が繋がって上下のプロポーションが崩れて見えてしまいます。本日シェアしたこのフィービーのポーズ参考が、同じキャラクターや似たようなマリン風コーデをしてみたいレイヤーの皆さんのインスピレーションになれば幸いです。屋外でのロケーション撮影では、光の角度や岩、芝生といった自然本来の要素をふんだんに活用できます。たとえ背景に人が多くても、ピントの重心を人物の表情やインタラクティブな空気感の表現に置けば、この二次元撮影の作品も非常に素晴らしい仕上がりになりますよ。