今回の『鳴潮』フルールドリス(大カティシア)の衣装は、衣装の試作から武器プロップの組み立てまで約3週間をかけて細部を追求しました。聖者、忤逆者、告死者という矛盾に満ちたキャラクター性を表現するため、神聖でありながら冷徹で、どこか脆さを秘めた世界観をカメラマンと共に構築しました。
メイクは目元を主役に据え、ピンクのグラデーションに深めのアイラインと青いカラコンを合わせ、下まぶたのシャドウで射抜くような眼差しを演出。淡いブロンドのストレートウィッグは前髪をアイロンとスプレーで入念にセットし、頭頂部の金色の角パーツと青い星型ヘッドドレスをウィッグネットにしっかりと固定。エルフ耳とシルバーの星型ピアスで細部まで忠実に仕上げました。青・黒・白の切り替えに金糸の織り柄が浮かぶ衣装は、大胆なスリットから透明なヒールサンダルを覗かせ、シースルーの青いトレーンが優雅な広がりを描きます。白い古代ローマ風の石柱に腰掛けて脚を組むポーズでは、美しいラインを維持するため体幹を極限まで引き締めました。
黒青の刀身に金色の枝葉と半透明ブルーのパーツを配した重厚な大剣や、鋭角的な白銀の幾何学シールドなど、迫力ある武器プロップが圧倒的な存在感を放ちます。グレーの背景と石柱が佇む冷涼なトーンの中、ブロアーの風でなびかせた薄布と巨大武器のバランスを保ちながら、神聖さと冷酷さを宿した至高の鳴潮・大カティシア(フルールドリス コスプレ)のコスプレ撮影記録となりました。