【フリーナ コスプレ】原神の私設撮影、遠大城のアーケードに広がる青と白のファンタジー - 1 枚目

青と白を基調とした私設のロリータファッション(私設コスプレ)を身にまとい、遠大城のヨーロッパ調アーケードに立つ。白いもふもふのくまさんを胸に抱き、ふと足元を見下ろすと、私とお揃いのミニぬいぐるみが4匹お行儀よく並んで座っている。右側のアーチ窓から差し込む陽の光が、ひし形の白黒大理石のタイルに柔らかく反射し、まるでこの瞬間だけ時間が止まったかのよう。多くの方から「これは公式のオリジナル衣装ですか?」と聞かれますが、実は今回のスタイリングはフリーナの私設(ファンメイドデザイン)コスプレです。つまり、彼女を象徴する水元素や、気高くも愛らしい気品を抽出した上で、夢幻的なロリータファッションのシルエットに落とし込んで再構築したデザインになります。

今回の衣装については、語り尽くせないほどたくさんのこだわりがあります。ドレスは青と白のコントラストが美しい多層構造になっており、それぞれのレイヤーに繊細なレースフリルがあしらわれていて、全体的に非常に軽やかな印象を与えてくれます。ウエストの青いリボンと襟元のフリルは、彼女の水元素の権能が持つしなやかな美しさを表現するためのものです。袖口は広がりのあるランタンスリーブ仕立てで、ウィッグの毛先にあしらったライトブルーのインナーカラーと合わさることで、一気にレイヤー感が豊かになります。足元のラウンドトゥのメリージェーンシューズには、コーディネートに合わせた厚底の青白モデルを厳選したため、半日以上立ちっぱなしでも全く疲れませんでした。また、ライトブルーのメッシュが入ったウィッグは両サイドに十分なボリュームを持たせることができ、透明感あふれる澄んだブルーのカラコンと合わせることで、寒色系のメイクが非常にクリーンで精巧に見えます。今回のベースメイクは、彼女の軽やかな透明感を引き立てるために、いつも以上にシアーな質感に仕上げました。

今回『原神』の撮影で最もユニークだったのは、やはり小道具たちです。写真をご覧いただくと分かりますが、私が抱いているくまさんだけでなく、足元にはミニサイズの「私」が4つ転がっています。これらのfufuぬいぐるみは本当に精巧に作られており、お揃いの青い帽子と青白のスカートを身にまとっていて、まるでキャラクターが分身を召喚したかのようです。これらを自分の周りに並べ、アーケードの奥行き感や後ろのキャビネットに飾った2体のお揃いフィギュアと組み合わせることで、画面に一瞬にして物語性が宿ります。スタティックなコスプレ作品に、とても生き生きとした「対話感」が生まれました。

撮影当日は光の移り変わりが非常に早く、遠大城の建物自体が持つ幾何学的なラインを活かす必要がありました。レトロなシャンデリアの光や、ヨーロッパ調のアーチ窓から差し込む自然光をコントロールするのはなかなかの挑戦でしたが、カメラマンの@百年 氏が光と影を捉えるのが非常に上手で、明暗のコントラストを活かして、透き通るような柔らかい写真に仕上げてくれました。ポージングの際は、重ね着されたレースが着ぶくれして見えないよう、スカートの広がり方に細心の注意を払い、美しい下半身のラインをキープすることが極めて重要でした。

私設コスプレのデザインだからこそ、公式衣装の完全再現にとらわれず、より自由な表現を楽しむことができました。構想段階では、彼女のトレードマークであるくるんとした可愛らしいアホ毛をしっかりと残しつつ、ヘアメイクによって彼女の弾けるような愛らしさと茶目っ気を引き出しました。全体として、静かで甘く、それでいて気品を失わない佇まいを目指しました。私設コスプレの最大の魅力は、単に外見を100%一致させるだけでなく、自分が解釈したキャラクターの精神的な神髄をより自由に表現できる点にあると思います。

長沙の夏の余韻がまだ残る中、撮影を終える頃にはすっかり夕暮れ時になっていました。帰り道を歩きながら、まるで本当にあの空間で小さな舞台を演じていたかのような不思議な余韻に浸っていました。コスプレの何よりの醍醐味は、現実世界から一時的に自分を切り離し、別次元の人生を体験できることにあります。今回の撮影は、長沙での撮影依頼の思い出の中でも特に大切な宝物になりました。

今回のレタッチは過度な加工を避け、カメラマンのファインダーが捉えたありのままの美しい光影と、衣装本来のクリーンな青白のテクスチャをそのまま残すことに注力しました。この写真を見てくださる皆さんにも、写真に込められた純粋な楽しさとときめきが伝われば幸いです。