今回のCPG08でこの衣装を着てイベント写真を撮影してきましたが、撮影は想像以上にハードなものでした。コウモリの翼に使われている金属フレームとプラスチックパーツが見た目以上に重く、丸一日撮影した後は肩が本当にパンパンになりました。
カメラマンさんが選んでくれた屋内スペースは硬質な光が入る環境で、それがこの衣装の黒ピンクゴシックな質感を見事に引き立ててくれました。ハート型の鍔がついた小剣を手に持ち、眼帯と毛先のグラデーションカラーのロングヘアを合わせることで、妖艶な魅力がレンズ越しにとても自然に表現できました。衣装自体がロリータワンピースのシルエットなので、座りポーズは衣装を見せるのに絶好のアングルでした。キャリーケースの上に座ることで、高低差を利用して背後の人混みを上手く遮りつつ、脚のラインを綺麗に見せることができました。
その脚のラインですが、今回は黒ストッキングにレッグリングを重ね、ハイヒールのロングブーツを合わせたことで、脚のシルエットを理想的なバランスに補正してくれました。手袋は袖の上から重ねて着けるピンクのサテン素材で、剣を構えたりポーズを取ったりする際に素敵なアクセントになってくれます。ただ、サテンの手袋は非常に汚れやすいため、撮影の合間に機材などに触れないよう細心の注意が必要でした。また、眼帯はデザインとしてとても格好良いものの、片方の視界が塞がれるため、立ち位置の調整や移動時にはカメラマンさんの指示に頼る場面が多かったです。
構図の選択においては、正面またはやや斜めのアングルから手元や脚の動きを強調するのが効果的でした。小剣の切っ先をレンズに向けたり、頬に指を添えたりする仕草にローアングル気味の視線を合わせることで、表情豊かなカットに仕上がりました。暗めの背景と艶やかな黒髪が自然なコントラストを生み、胸元のピンクのハート型カッティングがより際立っています。当日は機材やスーツケースを引きずりながらの移動で本当に疲れましたが、カメラのモニターに映る完成度の高い写真を見て、その苦労も報われたと感じました。過酷なイベント環境の中で衣装の清潔感を保ち、ベストな状態を維持する方法など、今後のコスプレ撮影にも繋がる良い経験となりました。