長沙にあるこちらの「MCcake包菜小姐」というお店で、午後の絶妙な光を活かしながら、以前から企画していたスタイリングの撮影をやっと终えることができました。店内のピンクを基調とした可愛らしい内装や、反則級に洗練されたスイーツの盛り付けは、まさに『薫る花は凛と咲く』の日常の延長線上にあるような、ガーリーな日常の甘い空気感を表現するのにぴったりでした。
メイクとスタイリングに関しては、深みのあるパープルブラックのロングウェーブヘアを選び、鮮やかなブルーのカラコンに目元やチークを強調したピンク系のメイクを合わせました。キャラクターらしさを大切にするため、髪型はぱっつん前髪と黒のカチューシャをキープ。衣装は、白い襟元に黒いリボンがあしらわれたゆったりとしたピンクのセーラーカラーのブラウスで、緑と白のツートンカラーの壁を背景にすると非常に抜け感(呼吸感)が出ます。
今回の撮影では、空間全体の雰囲気をあえて構図の中にしっかりと落とし込みました。チェック柄のファブリックソファに腰掛け、目の前のラウンドテーブルには小道具をいっぱいに並べています。赤いキノコ型を模したティーポットや、ダック(アヒル)の頭の形をした持ち手のフォークやスプーンなど、遊び心あふれるディテールが画面全体に童話のような可愛らしさをプラスしてくれています。店内のいくつかのスイーツは本当に写真映えし、ラズベリーバスクチーズケーキの鮮やかなピンク色はとても目を引き、甘酸っぱさのバランスも絶妙です。オレオ塩クリームケーキは非常に層の厚い豊かな味わいで、アップルプリンはさっぱりとしていてお口直しに最適。連写撮影の際の良いインタラクティブな小道具としても大活躍してくれました。
撮影中は、フォークを手にカメラにアピールしたり、両手で頬杖をついたり、テーブルに身を委ねて静かにレンズを見つめたりと、いくつかの感情のニュアンスに挑戦しました。店内の暖色系のライティングと柔らかなソフトフォーカスによる撮影技法が相まって、肌の質感や衣装のディテールを非常に美しく表現することができました。理想的な作品に仕上げるには、ふさわしいロケーション選びが人物の魅力を何倍にも引き立ててくれます。今回長沙で選んだこのケーキ屋さんは本当に期待を裏切らず、写真の映え率の高さはもちろん、提供されるメニューのビジュアルも抜群でした。