今回の撮影は、「鳴式」に立ち向かう正義の騎士というテーマをあえて海辺のロケーションに落とし込み、夏のまばゆい陽光と涼やかな水着アレンジによるコントラストを描くことを目指しました。衣装は首元のブルーのチョーカーと胸元の大きなリボンが最大のアクセント。薄手のシアー袖は海風を受けて絶え間なく揺らめくため、裾の広がりが美しい瞬間を狙ってシャッターを切りました。レフ板を使って表情に柔らかく光を回し、素肌の透明感を強調。3枚目の振り返りざまの膝立ちポーズは重心の維持に体幹を要しましたが、引き締まった脚のラインと足首のホワイトリボンのディテールを美しく引き立たせる最高の構図となりました。
砂浜特有の強い照り返しを考慮し、現像では青と白のカラーバランスを繊細に調整。ストッキングを履かず、素足にホワイトのレースアップを施したスタイルが屋外ロケーションに自然な抜け感をもたらしています。強い直射日光下でもエルフ耳コスプレの立体感や額の紋章、ウィッグの毛束感が損なわれないよう細心の注意を払いました。砂が付着する過酷な環境ながら、浮き輪やアヒルの小道具を取り入れることで、本来のシリアスな戦闘設定に弾けるようなサマーフィルムの爽快感を付与。光の移ろいを待ちながらポージングを突き詰めた、充実の鳴潮・海辺のコスプレ記録です。