見た目の重厚さに反して扱いやすく、夢幻的な発光エフェクトを放つこの特注の太刀を手に、雷電将軍の一連のカットがいよいよ公式にお披露目できるようになりました。アニメイベントの現場で素晴らしいスナップを利かせてくれたカメラマンの淮一先生には本当に感謝しています。会場内は大変な人混みだったため、背景をすっきりと整理し、光と影の空気感をしっかりと落とし込んだ写真を撮るのは至難の業でした。今回は小道具のLEDエフェクトを全開にしたところ、刀身のクリアな質感と雷光のエフェクトがレンズ越しに抜群の存在感を放ち、構えのポーズをとる際にも、キャラクターらしい自信に満ちた圧倒的なオーラをごく自然に引き出すことができました。
衣装の再現度について言えば、ウィッグの質感や細部へのメイクはもちろんですが、この改良型の和服に過膝長靴(ニーハイブーツ)と厚底木屐(ゲタ)の組み合わせは、会場内を移動する上でなかなかの心理的準備が必要でした。木屐は確かに劇中通りですが、長時間立ちっぱなしだと足の裏が本当に悲鳴を上げそうになります。それでも、素晴らしい写真を残すためには、ポージングにおいて雷神ならではのあの威厳に満ちた佇まいを限界まで維持しなければなりませんでした。衣装にあしらわれた水波紋や雷雲の図騰(トテム)プリントはトップライトの下で非常に素晴らしい質感を放ち、多層の帯や流蘇(タッセル)と相まって、最終的なビジュアルは実物を単体で見るよりも遥かに圧倒的な仕上がりになりました。
『原神』における雷電将軍のキャラクターイメージはすでに多くのファンに深く定着しているため、今回の作品に挑む際は正直かなりのプレッシャーがありました。表情にしろ刀の構え方にしろ、原作が醸し出す雰囲気にできる限り寄り添わせたいと考えていました。撮影前には、劇中の待機モーションや抜刀斬りの動きを何度も見返し、彼女のリラックスしつつも絶対的な支配力を秘めた状態をどう表現するかを研究しました。現場では淮一先生から、足を上げる角度や剣先の向き、 shadowそしてレンズを見つめる視線のフォーカスに至るまで、数多くの的確なディレクションをいただき、最終的に自分でも大満足の数枚を収めることができました。イベント会場という騒がしい環境であっても、キャラクターそのものに集中し、刀の光を鮮やかに輝かせれば、自然とオーラを最高潮まで引き上げることができます。実はこうした複雑な設定のキャラクターをコスプレするたびに、次回への改善点がいくつも見つかるものですが、今回の完成品に関しては、この雷光を放つ太刀の質感だけでも十分に素晴らしい記念になりました。これぞ、私が追求する二次元撮影の醍醐味です。