初物語Day2でのレム コスプレ・チャイナドレス姿のイベント写真撮影が無事終わり、今回はその撮影プロセスの細かな所感をお届けします。衣装は白の改良チャイナドレスで、襟元や縁に金色のパイピングが施され、胸元のカットアウトデザインと菱形の宝石ペンダント、そしてウエストのチャイナボタンが合わさって非常にデザイン性に富んでいます。ボトムスには白のショートパンツを合わせ、ロング丈の裾でありながらサイドのスリットによって動きの中で脚のラインが自然に際立ち、黒のハイヒールと相まって優美で落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
キャラクターの再現度を高めるため、ブルーのウィッグと同系色のカラコンを着用しました。ウィッグは前髪や両サイドの毛先をカットしてフェイスラインを整えています。ヘアアクセサリーは白い花冠に黒のヘアバンド、さらにサイドの青い羽根とピンクパープルのリボン結びがあしらわれ、非常にディテールが豊かです。アイメイクには髪色とリンクする紫のアイシャドウを用い、リップには赤みのある色を選んで清潔感のあるメイクに仕上げました。衣装の白い生地は自然光の下で適度な反射感を生み出し、肌の透明感を美しく引き立ててくれます。
ロケ地には広州初物語イベントの2日目のリバーサイド遊歩道を選びました。当日は曇り空で光が柔らかく、強い日差しがなかったため、白の衣装の質感を表現するのに非常に適したフラットなライティングとなりました。カメラマンのK. C Yeungさんと現場でポージングの細部を念入りに話し合い、手にした団扇で顔を少し隠したり高く掲げたりして、構図に奥行きを持たせる工夫を凝らしました。団扇は半透明で白い花柄と緑のタッセルがあしらわれており、とても軽やかな持ち心地でした。
ポージングについて、1枚目の片膝立ちでは露出に配慮してスカートの裾の位置を調整し、2枚目の石の欄干に腰掛けるポーズでは重心の配分と脚のラインの伸びやかさに意識を向けました。3枚目の団扇を掲げたサイドからのアングルは腕や首筋のラインを美しく見せ、4枚目の腕を組んで欄干にもたれかかる姿勢では目線の表情作りを最重要視しました。最後のカットでは座って少し首を傾け、交差させた脚の柔らかな曲線美を際立たせています。即売会の会期中で屋外も人が多かったため、人混みを避けるよう特定のアングルを厳選しました。川沿いの欄干が良い支えとなり、背景の木々の緑と川面が自然なボケ味を作って、二次元キャラクターの存在感に視線が集まるように仕上がっています。
レタッチでは低彩度の寒色系に寄せ、白のチャイナドレスの質感と肌色のコントラストを調和させつつ、全体の上品で温和な空気感を強調しました。屋外撮影ではあったものの、曇り空のおかげで光のトーンが安定し、強い日差しによる濃い影を無理に調整する必要もなく、終始リラックスして楽しく撮影できました。カメラマンさんの構図も非常にバランスが良く、衣装や小道具のディテールが余すところなく捉えられています。このチャイナドレス姿と青いショートヘアの組み合わせは理想的な仕上がりとなり、とても満足のいくイベント写真の撮影体験となりました。