南寧撮影スタジオ「星漫映画」での天使レム撮影では、ポージングやライティングに関してカメラマンの荷(ホー)さんと入念に擦り合わせを行いました。青い薄絹の帳に純白の翼、そして頭上の光輪を合わせ、全体を清らかな寒色トーンで統一。このような大型の翼を背負うのは初めてだったため、装着した瞬間に重心が大きく変わり、長時間の立ち姿で肩に負担がかかりましたが、軽やかな浮遊感を表現すべく姿勢を丹念に正しました。
胸元の蝶結びリボン、袖口や裾にあしらわれたフリル、そして繊細なレッグリングのデザインが全体の完成度を引き立てています。水色のイメージに調和するようブルーのカラコンを選び、寒色系のスタジオ空間に合わせて表情の動きをあえて抑え、視線のニュアンスで心情を語るよう意識しました。片脚をわずかに持ち上げる立ち姿ではレッグリングのディテールを際立たせ、膝立ちで手を差し伸べる構図では語りかけるような距離感を演出。望遠レンズの圧縮効果を活かして余計な要素を削ぎ落としたクリーンな構図を確立しました。
照明は背景の青いグラデーションと手前の温かみあるキャンドルを組み合わせ、冷暖が交差する立体的な階調を構築。翼が光を遮ったり硬い印象を与えたりしないよう、荷さんの細やかな指示のもとで翼と体の角度をミリ単位で調整しました。翼の重みに耐えながらの動作は体力を要しましたが、モニターに映し出された神聖で透き通るような佇まいは完璧で、光と布地に包まれた天使レムの美しさを存分に描き切った二次元撮影となりました。