今回のホタルの私設撮影は、背景となる建築の対称性と冷涼な色調に惹かれ、教会の前をロケーションに選びました。キャラクターの私設が天使風のデザインだったため、衣装は純白のレースドレスに巨大な天使の翼を合わせた構成です。スカートは段数が多く硬めのチュール素材で綺麗なシルエットを保てる反面、片足立ちの際に足の踏み場が狭くなってしまいました。
白ストッキングの質感はとても繊細ですが、石畳の上を歩き回ると汚れやすいため、撮影中はホコリや芝生のくずが付いていないか頻繁に確認する必要がありました。天使の翼は想像以上に重く、しっかり固定して粗が出ないように腰回りに支点を追加したため、ポージング時は上半身を少し前傾させる必要がありました。片足立ちでも自然な表情を捉えられるよう、太ももの筋肉で重心を取りながら、モニターで自分の表情を確認して何度も微調整を重ねました。
ヘアスタイルは青緑のグラデーションロングウィッグに、黒いリボンをあしらった光輪を頭上に合わせました。この軽やかなスタイルに合わせて、メイクは眉と目尻のほんのりとした赤みを強調し、目を開けた状態と閉じた状態の両方で視線のニュアンスを試行錯誤しました。カメラマンさんが現場の自然光を上手く活かしてくれたおかげで、スカートのレースの陰影や羽の立体感が際立ち、この設定ならではの雰囲気に仕上がりました。片足立ちのポーズで足を入れ替えるうちに足首や脚の筋肉がかなり疲れ、撮影全体を通して体力の消耗は激しかったですが、写真に収められた脚のラインや全体のオーラにはとても満足しており、やりがいのあるコスプレ撮影体験となりました。