今回ホタルをしっかり表現するために、予算を完全に使い果たしてしまいました。特注ウィッグの手入れから衣装の調整まで、物が多い部屋の中でカメラに向かって自撮りしながら、長い時間をかけて試行錯誤しました。着色直径の大きい紫のカラコンを購入し、ピンク系のアイシャドウパレットとチークを選び、衣装のオーダーメイド代も大きな出費となりました。特に胸元の精巧な金色の翼アクセサリーは、手作業で少しずつ固定したこだわりのパーツです。青緑と黒・金を基調としたベストはずっしりと重く、フリルのインナーも何度も微調整して根気強く整えました。
今回は甘めのデイリースタイル(甘めメイク)を意識し、ベースメイクは徹底してクリアに仕上げ、目の下にチークを入れてフェイスラインを柔らかく見せ、リップにはツヤ感のある深紅を選んでふっくらとした唇を演出しました。銀髪と青い尻尾のようなグラデーションが入ったウィッグのセットにはかなり苦労し、ヘアワックスで毛先のカーブを整え、青いグラデーションの重なりを引き立てつつ、黒地に金アクセントのカチューシャやリボンを合わせて立体感を強調しました。物が多い部屋で自然光とスマホ標準フィルターに頼る不安定な光環境での撮影でしたが、ベストなアングルを探すために100枚以上撮影し、顔の角度や目線を細かく調整し続けました。一番納得のいく1枚を選ぶのは簡単ではありませんでしたが、レタッチは肌の質感を整える程度に留め、リアルな二次元コスプレの質感を大切にしました。鏡に映る自分を見て、使ったお金以上の価値があったと実感しています。毎回のキャラクター再現に真摯に向き合い、悔いを残さないことが何より大切だと感じています。