CICF DAY3はカメラを背負って一日中会場を歩き回りました。この東方Project関連のロリータ衣装を撮影した際、屋外の絶好の逆光に恵まれ、スカートのレースやウィッグの毛先を透過する光によって、まるで全身が光の輪郭をまとっているかのような仕上がりになりました。ソニーα7R IIIにタムロン35-150mm F2-2.8レンズを組み合わせた望遠域の圧縮効果は、屋外で背景の通行人を整理するのに非常に重宝しました。絞り開放の逆光時でもカメラのハイライト耐性とレンズ性能により、白飛びを抑えつつ世界観のある光の質感を表現できました。淡い金髪と青い瞳の質感を際立たせるため、適切なカラコンを選びアイメイクにもこだわりました。左目の下のグリッターステッカーが自然光で輝き、アップ撮影で絶妙なアクセントを添えています。衣装面では、広範囲の白レース、アイスブルーのチュール、ワインレッドのリボンなど、強い光の下で豊かな素材感が引き立つようレイヤー構造に工夫を凝らしました。パニエの広がりとスカートの重なりを意識し、白のダイヤ柄オーバーニーソックスと厚底シューズを合わせて脚長効果を強調。ワインレッドのリボンで結んだダークトーンの魔導書プロップも扱いやすく、抱えたり掲げたりスカートを持ったりと多彩なポージングを試みました。昼の屋外は明暗差が激しく日陰を探す場面もあり、午後は衣装の重みと表情管理で体力を消耗しましたが、幅広いズーム域のおかげでレンズ交換の手間が省けました。逆光による露出補正をレタッチで行いつつ、混雑の中でも隅のスペースを活用して綺麗な構図を作りました。一番のお気に入りは屋外の日差しを完璧に捉えた全身のスナップです。衣装の重量バランスは良好でしたが、重めのヘッドドレスは適宜手で支えました。顔に貼ったラインストーンが撮影中に2粒外れたことで、かえって自然な光の陰影が生まれました。レタッチではハイライトを抑えつつ暗部の透明感を維持し、浅い金髪の毛流れや逆光の質感を忠実に再現。F2.2付近の柔らかなボケ味と逆光のハレーションが絶妙な空気感を生み出し、過度な輪郭補正を控えて自然な陰影と色彩を活かした納得の作品に仕上がりました。