今回は洛天依 コスプレの装いで「広州3日間の旅」へ行ってきました! 3日間歩き回る中で、広州ならではの活気ある下町情緒を肌で感じられただけでなく、このような高温多湿の環境下で屋外ロケを敢行するためのサバイバル術を掴むことができました。今回の旅に向けて用意した衣装は2着。1着目はオリーブグリーンの立ち襟が特徴的な新中国風ファッションのワンピースにパールアクセサリーを合わせたもの、もう1着はリボンとフリルをあしらったペールブルーのドレスです。ウィッグのカットとセットには入念にこだわり、キャラクターの雰囲気に寄り添ってグリーンのカラコンを装用。頭部のヘアアクセサリーや角状の髪飾りも角度を何度も微調整し、どの方向から撮っても美しく映えるよう準備しました。しかし現地の湿気と暑さは想像以上で、ロングドレスに厚底シューズを履いて古い路地や屋外の歴史建築群を歩き回るのはかなりの体力勝負。メイクも皮脂崩れしやすく、時には水分補給や日焼け対策を優先するあまり表情管理が緩み、OOC(キャラ崩壊)気味になってしまった瞬間もありました。この場を借りて先にお詫びさせてください!
広州の街並みは屋外ポートレートのロケーションとして最高でした。赤レンガと灰色のレンガが交錯する古い路地では、隙間から差し込む陽光が味わい深い陰影を描き出し、情緒あふれる古い路地での写真撮影が実現。伝統的な瓦屋根が広がるバルコニーや、精巧な彫刻が施された文化壁の前でも撮影を行い、これらの中華モチーフが衣装と見事に調和してくれました。夜にはライトアップされた広州タワーを訪れ、都会的な夜景と照明の下で艶やかに輝くウィッグの質感が重なり、期待以上の素晴らしい仕上がりとなりました。
そしてグルメ好きの私にとって、旅の最重要ミッションは何と言っても「食」でした。広州グルメの豊かさには目を見張るものがあり、毎朝まずは早茶(飲茶)へ向かい、テーブルいっぱいに海老餃子、紅爪(鶏足)、腸粉(米粉ロール)、熱々の生滾粥を並べました。腸粉は皮が薄く具がぎっしりで、特製タレとの相性も抜群で大満足。お昼には名物の焼き物(焼味)を堪能し、こんがり焼けたクリスピーローストポークの大皿を手にポーズをとった際は腕がぷるぷる震えましたが、香ばしく輝く皮を見たら我慢できずすぐに平らげてしまいました。スイーツも外せず、黒胡麻ペーストやマンゴーサゴ、各種アイスクリームを口にするたびに生き返る心地がしましたが、甘いシロップがウィッグにつかないよう細心の注意を払いました。夜には滋養あふれる煮込みスープや土鍋粥をいただき、一日中お腹が満たされっぱなしでした。
ランドマーク巡り、路地裏グルメの開拓、そして作品撮りを両立させた3日間のスケジュールは過密そのものでした。ハードではありましたが、大好きなキャラクターと共に生活の息遣いあふれる温かな都市を旅できたことは、かけがえのない素晴らしい体験となりました。屋外撮影は衣装の整え、メイク直し、構図探しなど根気のいる作業の連続ですが、通り雨に見舞われつつも全体的に光の条件に恵まれ、納得のいく写真を数多く残すことができました。これからはしっかり休息を取りつつ、今回の旅で得た知見を整理して、次回はさらにコンディションを整えてOOCのない完璧な表現を目指したいと思います。