本日はピッチの上で、本物のブロックコア(Blokecore)スタイルを存分に体験しました。この白×水色ストライプのアルゼンチン代表ユニフォーム(背番号10)に白いプリーツスカートを合わせた装いは、スポーティさとガーリーな可憐さが見事に調和しています。今回の撮影のために、白・緑・オレンジのマルチカラーのサッカーボールを小道具として厳選。鮮烈なカラーブロッキングが画面を一段と生き生きと彩ってくれました。スタイリングにおいては、膝丈の白タイツと厚底スニーカーが魂のピースであり、白タイツコーデはふくらはぎの美しいラインを引き締め、ピッチを走る際に弾むような躍動感をもたらしてくれます。厚底スニーカーは全体の等身バランスを美しく見せてくれるだけでなく、人工芝の上に長時間立っていても疲れにくいのが嬉しいポイントです。
ピッチを照らす自然な光と影は、何よりの天然フィルターでした。午後4時半の西日が斜めから差し込み、ゴールネットの幾何学的な影と柔らかな日差しが芝生の上で交差して、至高の質感を演出してくれます。撮影中はダイナミックなポーズをたくさん試みました。ボールをふわりと浮かせて膝でリフティングしたり、ゴールの前を駆け抜けてジャンプしたり。髪に自然な浮遊感を持たせるため、カメラマンさんのリードで小刻みにジャンプやヘッドシェイクを繰り返し、逆光に透ける毛先の金色の光の輪(ハロー)を瑞々しく捉えていただきました。
ボールを抱き寄せて顔を近づけた時、サッカーボール特有の細やかなエンボス加工の感触が心地よく、ユニフォームの通気性のあるメッシュ生地と相まって、画面全体に爽快な息づかいが宿ります。ジャンプした瞬間、プリーツスカートがふわりと広がるあの軽やかさは、後加工の合成では決して生み出せない魅力です。なぜこのようなスポーティ風写真が好きなのかとよく尋ねられますが、サッカー少女だからといってプロのように上手くボールを蹴る必要はありません。陽光を浴びて走り、汗を流し、笑顔でまっすぐレンズを見つめるその姿こそが、見る人の心を最も打つ感染力を持っているのです。今回のサッカーチアリーダー風メイクにはあえてオレンジ寄りのチークとリップティントを選び、芝生のグリーンやユニフォームのブルーといった寒色系に温かみのあるコントラストをプラスしました。
ゴールネットに背を預けたり、芝生の上に腰を下ろしたりしながら、ここが自分だけのホームグラウンドであるかのようにリラックスした所作を意識。ワールドカップの熱気が近づくにつれ、サッカーユニフォームを日常の写真に取り入れる着こなしはますます注目を集めています。全プロセスを通して、撮影というよりも太陽と芝生に抱かれた心地よい休日のようでした。大げさな小道具は不要で、ひとつのサッカーボールと一面の芝生があれば、溢れんばかりの青春の輝きを切り取ることができます。撮影の依頼において、こうした飾らないありのままの自然体こそが最も尊い瞬間であり、無理にポーズを作り込まずとも、光と影、そして身体の軌跡が自ずと最高の答えを紡ぎ出してくれるのです。