今回のゼンレスゾーンゼロの南宮羽コスプレは、体感温度30度以上の屋外で撮影したため、体力とコンディションの両方にとって大きな挑戦でした。衣装に関しては、この黒と紫を基調としたセーラー服の切り替えデザインにとてもレイヤード感があります。一番苦労したのは背中の白い機械の翼です。撮影場所が開けた川沿いのウッドデッキ(木製遊歩道)だったため、川風がかなり強く、翼や頭上の複雑な紫黒色の多角形光輪がレンズの中で傾かないよう、何度も位置を調整する必要がありました。ヘアスタイルについては、黒のツインテールにピンクのメッシュを入れており、このディテールが太陽の光を浴びてとても綺麗に反射していました。
撮影当日は天候に恵まれ、雲の少ない快晴でした。カメラマンさんは、背景にある目立つオレンジ色の大型工業用門型クレーンを遠景としてあえて取り入れ、川沿いのスカイラインと組み合わせることで、廃土機能風の世界観と現代の都市工業地帯のロケーションを面白く衝突させてくれました。このような二次元のキャラクターを三次元のリアルな環境に溶け込ませる構図は、人物の存在感をより際立たせることができます。川沿いのガラスの柵やウッドデッキの木目の質感も自然に画面に溶け込み、写真全体のクオリティを引き上げてくれました。
ポージングに関しては、今回はいくつかの異なる表現に挑戦しました。フェンスに寄りかかったリラックスしたポーズもあれば、アームカバーを整えるフリをしたお茶目な動きもあります。上半身のクローズアップの一枚は、メイクの立体感を重点的に表現しました。全体的に今日のコンディションは悪くなく、小道具の質感や衣装のドレープ感が、逆光と順光のそれぞれで異なる視覚効果を見せてくれました。風が強かったため、動きのある瞬間を捉えるアウトドア撮影にはより速いシャッタースピードが必要でしたが、この写真集が無事に完成したのはカメラマンさんとの息の合った連携のおかげです。ロケーションが広くのびのびと動けたことも、良いカットがたくさん撮れた大きな要因になりました。またいつか、ゼンレスゾーンゼロの他の複雑なキャラクターのコスプレにも挑戦してみたいです。