【ネロ コスプレ】Fate/Grand Order FES 2025 多キャラ登場&レタッチ奮闘記 - 1 枚目
【ネロ コスプレ】Fate/Grand Order FES 2025 多キャラ登場&レタッチ奮闘記 - 2 枚目
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【ネロ コスプレ】Fate/Grand Order FES 2025 多キャラ登場&レタッチ奮闘記 - 9 枚目

Fate/Grand Order FES 2025の余韻は未だ冷めやらず、ハードディスクに眠る数千枚の写真データがそれを物語っています。データ整理という長い「借金返済」を経て、ようやくレタッチの工程に辿り着きました。今回のイベントは体験としても素晴らしく、念願だった夏天先生との撮影が叶っただけでなく、複数のキャラクターをこなす挑戦も無事に完遂でき、非常に充実した旅となりました。

コスプレにおいて、装備の準備とロケーション選びは作品の完成度の半分を決めます。今回はネロ、伯爵、BB、青子、そしてティアマトという全くスタイルの異なるキャラクターたちを表現するため、衣装の質感や小道具の重みだけでちょっとした筋力トレーニング並みの負荷を味わいました。特にティアマトの圧倒的な存在感を放つ巨大な角は、写真映えが抜群だった反面、混雑する展示ホール内での移動にかなりの体力を使い、周囲の展示物にぶつかりそうになる場面もありました。一方で、ネロの鮮やかな赤や伯爵のダークなトレンチコートなどは、シチュエーションごとに異なるライティング設計が求められ、それぞれの個性を引き出す撮影となりました。

イベント撮影において、頻繁に参加するコスプレイヤーが最も苦心するのが会場の雑光です。天井からの拡散光とステージのスポットライトが交錯し、コントラストが強すぎたり白飛びしたりしがちです。これに対処するには、露出補正を的確に行うか、望遠レンズの圧縮効果で背景の雑音を切り捨てること、あるいは手持ちの小道具やスマホ画面を前ボケとして活用し、額縁効果で画面に奥行きを持たせることが効果的です。光の移り変わりが非常に速いため、シャッターチャンスを逃さないカメラマンさんとの阿吽の呼吸が不可欠でした。会場に設置された象徴的な武器の彫刻オブジェなど、大好きなキャラクターをリアルな空間に溶け込ませることで、重厚感のある構図を作れたことに満足しています。

衣装や小道具、撮影もさることながら、本番は帰宅後のレタッチ作業です。数百枚のRAWデータを前に、最も骨が折れるのは色彩の統一です。キャラクターごとにテーマカラーが異なるため、色温度や色調を再調整しつつ、照明に照らされた金属装飾のリアルな質感を損なわないよう細心の注意を払いました。さらに会場の熱気を再現すべく、背景に写り込んだ来場者を丁寧に消去して主役を引き立たせました。最近は昼に仕事、夜にレタッチという生活が続き、一枚ずつ写真が形になっていく達成感と疲労感が入り混じる日々を、まさに「借金返し」のように楽しんでいます。

こうして真摯にキャラクターに向き合い、レンズを通して記録し続けることこそが、コスプレを愛し続ける原動力だと実感します。赤いドレス、ダークなコート、青紫の装いなど、どのキャラクターにも唯一無二の魂が宿っています。撮影の数時間の中で彼女たちの表情、所作、微笑みの角度まで探求する時間は、単なる体力勝負を超えた精神的な没入体験でした。素晴らしい感動をくれたFate/Grand Order FES 2025と、常に熱い情熱を注ぐFate/Grand Orderファンに感謝します。完成した写真は今回の長いレタッチの旅の結晶であり、自分自身への最高の記念です。さあ、次のレタッチ作業に戻ります!