【チャスカ コスプレ】『原神』ナタの風がついにLA AX会場へ吹く - 1 枚目

今回はLA AX Day 3の会場に、ナタの風を自ら吹かせにやって来ました。チャスカをコスプレすることを選んだのは、ナタのPVにあった異国情緒あふれる映像と、あの自由で不羈なデザインが心に刺さったからです。そこで、今回のロサンゼルス・アニメ・コンベンションでこのキャラクターを再現しようと決めました。実は本格的なコスプレは今回が初めてで、以前は画面の前で皆さんの作品を鑑賞するだけだったため、衣装や小道具の準備には少し戸惑いました。

まずキャラクターの特徴から見ると、チャスカには赤髪のグラデーション処理から一対のエルフ耳まで、一目で識別できる象徴的な要素がたくさんあります。髪色は深みがあり、マゼンタの中にほんのり紫が透けるような色合いで、この発色を再現するためにウィッグの調色やカットにかなりの工夫を凝らし、軽やかで颯爽とした質感を表現できるよう努めました。エルフ耳は小道具で作成し、装着時には境界線をうまく隠す必要があります。後から少しレタッチが必要かもしれませんが、現実で見ても異国のキャラクターらしさがしっかり漂っています。

衣装部分ももう一つの大きな難所でした。チャスカのコーディネートはレイヤー感が非常に強く、黒のハイウエストショートパンツに太もものレザー調ストラップ、襟元の赤いネックウォーマーとアシンメトリーなオフショルダーデザインが合わさり、戦闘時の洗練された格好よさとカジュアルな美しさを兼ね備えています。私が着用している衣装はシルエットをかっちりと保つ必要があり、特に胸元やウエストの金属的な質感の装飾は、写真では重厚感が出るものの動き回る際には注意が必要でした。左手に持っている特大のブラウンレザー小道具は長時間を手に持つとずっしり重いですが、まさにこのスタイリングの魂であり、屋外の日差しの中で見せる反射の質感は素晴らしい再現度でした。

撮影当日のカリフォルニアは素晴らしい天気に恵まれ、この青空は自然光が最高の演出をしてくれました。赤い瓦屋根の建物と高大な樹木がある場所を探し、直射日光が落とすくっきりとした光影効果が、チャスカというキャラクターの雰囲気と完璧に合致しました。実は初コスプレということもあり、カメラの前では多少ギコちなく、ポーズのとり方や撮影アングルも模索状態でしたが、LA AX Day 3の会場には他のキャラクターを演じる素晴らしいコスプレイヤーの皆さんや、写真を撮りに来てくれるファンの方々がいると思うと、この新鮮な感覚を大切に残しておきたいと感じました。

今回のLA AX Day 3のイベント参加計画として、現在はそのままこの衣装を着て会場に入る予定です。アニメイベント自体が初めてで、オフラインで皆さんと対面して写真を撮り合う感覚を経験したことがないため、会場で憧れのレイヤーさんたちに会えたら、その機会をとても大切にしたいと思います。チャスカというキャラクターはナタのストーリーにおいても非常に物語性のある人物で、未知の旅路を模索しながら前進するあの感覚は、コスプレの道を歩み始めたばかりの私の初心者精神と不思議なほどリンクしています。個人的なキャラクター解釈が一般的なイメージと少し異なり、多少のOOC(キャラ崩壊)が生じるのは避けられませんが、それこそが初心者が徐々に模索していくべき部分なのだと感じています。

今回のロケ撮影を終えて、衣装の構造やディテールについての理解が深まり、帰宅後に再調整すべき点がたくさん見つかりました。例えば小道具の補強やウィッグの微細なボサボサ感の手入れなどですが、こうした少しずつ磨き上げるプロセス自体も一つの楽しみです。この装備を身に纏うと、テイワット大陸へ足を踏み入れたかのような錯覚を覚え、特にリアルな陽光の下では、自分が本当にナタからやってきた旅人になったかのようでした。今回のロサンゼルス行きはDay 3に設定しているので、良い体験ができることを願いつつ、自分の初めての挑戦に対する納得のいく結果にしたいと思っています。

準備に取りかかる前は実はとても不安で、初めてだったため多くの制作技術をゼロから学ぶ必要がありました。例えば手袋には節々に分かれたデザインが多く、このディテールを再現するために小さなパーツをたくさん貼り付けました。一見小さな部品ですが、平らに左右対称へ貼り付けるにはかなりの時間がかかりました。ウエストの金色のバックル与ストラップも非常に重要で、ストラップがちょうど脚の位置に収まるため、歩いても落ちないように固定しつつ、視覚的にキャラクターに近い二次元のプロポーションを表現できるよう配慮し、調整段階ではイベント会場での歩行時の動的な効果までわざわざシミュレーションしました。

写真では衣装の細かなディテールにも注目していただけます。一目目は赤髪与エルフ耳に目を引かれがちですが、私が強調したいのはあの大きなバッグの小道具で、これはチャスカの装備において非常に重要な部分です。レザー与硬質素材を組み合わせて製作し、独特なカーブを描くフォルムでとても存在感があります。元々は持つのに邪魔になるかと思っていましたが、撮影中にはかえって動的なポーズの素晴らしいバランスポイントとなってくれました。カリフォルニアの陽光の下での明暗コントラストが、小道具表面の金属的な光沢を美しく浮かび上がらせ、イベント当日のライティングに対する自信にもつながりました。

チャスカというキャラクターに対する私自身の解釈は、彼女が荒野を彷徨う中での落ち着きと余裕を持っているというものです。そのためロケ撮影時には、無理にクールなポーズを作り込むのではなく、表情をできる限りリラックスさせるよう意識しました。撮影してくれた友人にも心から感謝しており、カメラに慣れる方法や、高い位置の茂った葉や建物のシルエットを活用して画面の奥行きを豊かにする方法を終始指導してくれました。

LA AXに関しては、ファン仲間との出会いだけでなく、他の方が扮するナタのキャラクターや、旅人、あるいは他国のキャラクターを目にできることも楽しみにしています。こうしたオフラインでの衝突と交流の感覚は、SNSで写真を眺めるのとはまったく異なります。初参戦としてロサンゼルスという比較的なじみの薄い環境を選んだことは、自分の思い出に深い印象を残してくれるはずです。

今回の準備は少なからずドタバタしましたが、急ごしらえにしては自分なりに納得のいく仕上がりとなりました。AX会場に着いたらアーマーや小道具の重さで歩けなくなるのではないかと少し心配ですが、それもコスプレならではの甘い悩み(嬉しい悲鳴)かもしれません。参加日はDay 3に決定しており、行きたいブースもすでにチェック済みですので、当日はバテずにコンディションを維持できることを願っています。ナタの冒険精神は、やはり自ら体験してこそ完璧なものになるのですから。