【公孫離コスプレ】メインヒーローの漢服のオリジナルデザイン、世に聞く江湖の名声も虚飾多し - 1 枚目
【公孫離コスプレ】メインヒーローの漢服のオリジナルデザイン、世に聞く江湖の名声も虚飾多し - 2 枚目
【公孫離コスプレ】メインヒーローの漢服のオリジナルデザイン、世に聞く江湖の名声も虚飾多し - 3 枚目
【公孫離コスプレ】メインヒーローの漢服のオリジナルデザイン、世に聞く江湖の名声も虚飾多し - 4 枚目

公孫離の漢服のオリジナルデザインによる撮影がようやく形になりました。型紙起こしからオーダーメイド、最終的な仕上げまで、トータルで1ヶ月以上の時間を費やした衣装です。公孫離というキャラクターが本当に大好きなのですが、公式のデフォルト衣装やスキンはどうしても戦闘向きの重厚な意匠が多いため、日常でも身に纏えるような親しみやすい漢服アレンジを作りたいと考えました。彼女の象徴である深青の色合いを活かしつつ、ベースを白でまとめ、淡いグレーブルーの薄絹と金糸の織錦刺繍をアクセントに配置しました。襟元はオフショルダーとしても着用できるデザインに仕立て、軽やかな抜け感をプラスしています。ウィッグは特注のダークブルーで、微細な銀糸を織り込むことで日差しを浴びて繊細にきらめきます。左右に結ったお団子には金の環と紅色の飾り玉をあしらい、美しい揺れ感を大切にしました。メイクは目元を赤系でぼかして目尻のラインをすっきりと強調し、リップにはみずみずしいトマトレッドをのせて、親しみやすく柔らかな表情に仕上げました。手にした笛の小道具はずっしりと重みがあり、静かな佇まいを醸し出すために構え方を念入りに練習しました。油紙の傘は職人さんに特注して描いてもらったもので、水色の波紋と葉の意匠が衣装と見事にマッチしています。羽の装飾をあしらった武器も、ゲームの要素を踏襲しつつ古風コスプレの優美な質感に溶け込むよう工夫しました。

ロケーションには伝統建築の残る中国庭園を選びました。当日は光のコンディションが素晴らしく、木漏れ日が幾筋もの光の束となって降り注いでいました。笛を構えたカットでは、横顔に柔らかな光が差し込み、理想的な瞬間を切り取ることができました。青銅の香炉の傍らに立ち、ふと振り返ったその時、作中にある『楼閣にいながら天下の理を知るも、江湖に轟く名声など虚飾に過ぎぬと知る』という言葉が脳裏をよぎりました。公孫離はゲーム内ではしなやかで俊敏な英雄でありながら、心に確固たる信念を秘めた存在です。このアレンジを形にするにあたり、彼女の凛とした気質をいかに漢服の優美さへと昇華させるかを模索し続けました。ヘアメイク担当の方も首元の余白の美しさを際立たせてくださり、黒と赤のビーズネックレスが鎖骨のラインを美しく引き締めてくれました。傘と笛を抱えてアングルを探り続けた一日は体力勝負でしたが、撮って出しの画像を確認した瞬間、すべての苦労が報われたと感じました。この漢服アレンジへの挑戦は、私にとって大切なメインヒーローへの心からの敬意です。丹精込めて仕立てた衣装と小道具、そして伝統建築の光と影を通じて、公孫離が持つ動と静の魅力が皆様に伝われば幸いです。