【セイバーコスプレ】年月を経て、ノートに描いたあの青白セーラー服を身に纏う - 1 枚目
【セイバーコスプレ】年月を経て、ノートに描いたあの青白セーラー服を身に纏う - 2 枚目

中学時代のスケッチノートから抜け出してきたようなこの青白セーラー服に、時を経て自ら袖を通す感覚はどこか不思議で感慨深いものがあります。着る前は自分の体型で着こなせるか少し不安もありましたが、赤いリボンタイをキュッと結んだ瞬間、一気に世界観の雰囲気が立ち上がりました。中学の頃、罫線入りのノートにこっそりセイバーの絵を何度も描いていましたが、バランスはいつも崩れ、髪は黄色くベタ塗りし、瞳は緑色に塗るのが精一杯でした。何よりも憧れていたのが彼女のこの衣装で、ブルーのセーラー服に白ストッキングを合わせ、手にした傘を構える姿がずっと最高にクールだと感じていました。当時は紙の上で憧れることしかできず、いつか自分もこうなれたらと毎日妄想していました。そして今年、ついにコスプレを決意。セットを探し、靴を選び、ウィッグを整えました。ウィッグのセットにも時間をかけ、頭頂部のあの特徴的な巻き毛はスプレーでしっかり固めないと風ですぐに崩れてしまいます。襟元のリボンの結び方や傘を持つ角度に至るまで、試行錯誤を重ねて仕上げていきました。

写真撮影ではカメラマンがライティングを組んでくれました。広い会場の中央に立つと少し肌寒さを感じましたが、この衣装を身にまとっていると寒さも吹き飛ぶようでした。この衣装についてのこだわりをお話しすると、セーラー服のカッティングは着る人の骨格に大きく左右され、襟の開き具合、肩幅、スカート丈のバランスが少し狂うだけでも印象が全く変わってしまいます。白ストッキングにローファーを合わせることで、キャンパススタイルの美脚ラインをすっきりと引き立てることができます。セーラー服自体はしっかりとした厚手の生地で作られており、着ると少し重みがありますが、歩いた時にスカートの裾が自然に揺れる質感が一番の魅力です。納得のいくローファーを探すために何軒もお店を巡るなど、準備には多くの情熱を注ぎました。撮影当日のスタジオは大倉庫のように広大で、冷たいトップライトが強い明暗のコントラストを描き出していました。象徴的なアイテムである傘の構え方を何度も調整し、自然な佇まいを追求しました。傘の赤い飾り紐が首元のリボンタイと綺麗に呼応し、質感も抜群でした。

カメラマンはとても忍耐強くアングルを指導してくれ、脚のラインを美しく長く見せるためにローアングルからのカットを数多く撮影してくれました。冷たい光が広がる空間でしたが、レタッチによってこの衣装の持つクールトーンの気品に完璧に合致する写真に仕上がりました。メイクについても触れると、アイメイクは眼差しのシャープさを際立たせるため、まつげを長く伸ばし目尻をわずかに跳ね上げました。全体の清らかな透明感を損なわないようチークはごく薄く入れ、顔立ちの清潔感を重視しました。ウィッグとカラコンで視界が少しぼやけていたものの、レンズをじっと見つめることで、かえってあの独特のアンニュイで静謐な表情を引き出すことができました。これまでのコスプレの中でも、このような静寂を纏った立ち姿に挑戦したのは初めてです。重みのある傘を持ち続けるのは腕が疲れましたが、美しい写真を残すために集中を切らしませんでした。強いトップライトが床に反射しつつも脚の輪郭を美しく浮かび上がらせ、袖口の白いラインが手元を上品に見せてくれています。天気の良い日には屋外ロケでの写真撮影にも挑戦してみたいです。中学時代の青く拙いイラストを振り返りながら、大好きなキャラクターを自分の手で具現化できたことに深い達成感を覚えています。幼き日の純粋な情熱にしっかりと応えることができた作品となりました。