8月31日は初音ミクの誕生日!この記念すべき日のために、全くテイストの異なるスタイリングを何着も用意して初音ミク コスプレに挑みました。黒とエメラルドグリーンの配色が映えるステージ衣装はスタジオ撮影の目玉であり、写真2枚目のような髪がふわりとなびく躍動感を捉えるため、送風機の前でツインテールを何度も振りながら体幹を引き締めてバランスを保ちました。衣装には鮮やかなライン装飾があしらわれ、黒のレザーロンググローブとニーハイブーツをコーディネート。エナメルレザーと伸縮性素材がメインのため、ダイナミックなダンスの動きを取ると髪が衣装のパーツに絡まりやすく注意が必要でした。
野外用のロングドレスやカジュアルウェアは日中の明るい自然光の下で撮影しました。ロングドレスのスカートは何層ものチュールを重ね、内側にハードチュールのパニエを仕込むことでふんわりとしたボリューム感をキープしました。もう1着の白いオフショルダートップスには黒のスポーツショートパンツとピンク×白のボーダーニーハイストッキングを合わせ、猫耳アクセサリーをプラス。自然な躍動感を切り取るためカメラマンさんが連写モードを駆使し、私はもふもふのバッグを抱えてレンズの前を歩き回りました。青緑のカラコンとアイメイクは広範囲のグラデーションが必須で、屋外では皮脂が出やすいため、キープミストとパウダーで何度もメイク直しを行いました。
メイド服と魔法少女のセットは可愛らしいガーリーな世界観にシフトしました。メイド服のパニエは座った際の足元の可動域が狭くなるため、エプロンの音符模様が綺麗に見えるよう座り姿勢を微調整しました。白のストッキングは非常に薄手のため、伝線しないよう慎重に着用しました。魔法少女のステッキは自作して組み立てたもので、星の部分に光沢スプレーを吹き付けてラメを重ねたため、強い照明の下で素晴らしい輝きを放ちました。この構えポーズは腕の力でブレずに静止させる必要があります。
ラストの茶色のスーツスタイルには片目眼帯を合わせ、英字新聞で包んだひまわりの花束を手に持ち、鮮烈なギャップを生み出しました。眼帯で視界が一部遮られるため、立ち位置は事前に綿密に決めました。すべての衣装に合わせたウィッグは腰まで届くアクアブルーで、衣装チェンジのたびにケアスプレーを吹きかけて丁寧に梳かし、絡まりや広がりを防ぎました。衣装ごとにライティングも明確に差別化し、例えば夜景では強い逆光とロケ用ストロボを使い、スタジオでは複数のソフトボックスを活用しました。衣装や小道具の整理からメイクの微調整に至るまで一着ごとに確認を重ね、このミクの写真集を完成させたプロセスはとても充実した時間となりました。