今回のパチュリーの衣装は、何重にも重なったフリルのグラデーションパープルの裾(裙摆)から、胸元のミントグリーンのリボン、そして彼女のトレードマークであるロングヘアとハーフリムのメガネ(半框眼镜)に至るまで、細部(ディテール)に本当にたくさんのこだわりを詰め込みました。紅魔館の地下図書館でひたすら本を読みふける魔法使いの姿を再現(还原)できるよう、一箇所一箇所丁寧に仕上げています。撮影の際は、レトロな特装本(复古精装书)を積み上げて椅子代わりにしました。これにより、彼女の「本の虫(书痴)」という属性を際立たせつつ、視線の重心をキャラクターの中心へと綺麗に集めることができます。
カメラマンの@三月的半 先生は光の捉え方が本当に絶妙で、ダークトーンの背景(暗调背景)の中で半透明のシフォン袖(纱质袖摆)やドレスのベールが優しく柔らかなレイヤー感を放ち、ロリータ(ロリータ)と幻想郷が融合したあの古典的でドリーミーな世界観を完璧に切り取ってくれました。実のところ、コスプレ(cosplay)の何よりの楽しさは、お洋服や小道具(道具)を通じてキャラクター自身の持つ気質に直接触れられる点にあります。パチュリーのあの冷静で博学、そしてほんのりインドア(宅)な空気感には、型押しが施された本(印花书)を手に取った瞬間、私自身もすっと没頭することができました。
このスタイリングのために、ウィッグも何度もカットとセット(修剪和定型)を繰り返し、前髪やサイドの髪(鬓角)のカーブが原作の設定と寸分違わぬラインを描くようにこだわりました。今回の写真セット(整组图)の中で、私はこのカットが一番お気に入りです。ポージングが非常にナチュラルで硬さがなく、手元にある本が美しいビジュアルの錨(视觉锚点)の役割を果たしてくれているため、画面が寂しくならずに空間が引き締まるからです。この七曜の魔法使いがまとう静謐な空気感を皆さんに届けることができれば嬉しいですし、同時に自分自身の今回のメイク・スタイリング(妆造)と撮影成果への素敵な節目(交代)になったと感じています(紫色系、本の小道具)。