【藤田ことね コスプレ】夏の砂浜の元気なアイドル - 1 枚目
【藤田ことね コスプレ】夏の砂浜の元気なアイドル - 2 枚目

今回の藤田ことねのスタイリングは、事前の準備に相当な思いと工夫を凝らしました。この衣装の配色は非常に目を引くもので、白いジップアップパーカーには紫色の裏地とドローコードが施され、中には青緑と黄色が切り替えられた水着を合わせました。パーカーの生地には軽くて通気性の良いタイプをあえて選ばせていただきました。なにしろ30度を超える猛暑の中での撮影ですから、軽やかな素材が蒸し暑さを少しでも和らげてくれます。インナーの水着のシルエットも何度も確認を重ね、ストラップの位置や伸縮性を幾度も微調整することで、体にしっかりフィットしつつも大きなアクションがしやすいよう工夫しました。

髪の毛の部分は何と言っても今回のスタイリングの最大のハイライトです。あの標準的な2次元の漫画のような質感を表現するため、鮮やかなゴールドのウィッグを厳選しました。ツイン三つ編みの編み方には実は少しコツがあり、あまりカチカチにきつく編みすぎず、あえて少し後れ毛やウェーブ感を残すことで、視覚的に自然で空気感のある仕上がりにしています。三つ編みの根元には黒いリボンをアクセントとして結び、頭部にもパールの髪飾りや細かいきらめくスパンコールを添えました。屋外の強風というシチュエーションでも崩れないよう、ヘアセットの固定作業は非常にしっかりと行いました。

メイク面では、キャラクターの個性に近づけるため、反射効果のあるアンバー色のカラコンを選びました。つけまつげは濃密で繊細なロングタイプをチョイスし、目尻のアイラインも長めに引き、広範囲にぼかしたチークと合わせることで、全体的に活気あふれるドール感を演出しました。実際の撮影で注意すべきなのは、屋外の強い光がメイクの色味を飛ばしやすいため、チークとシェーディングの濃さをしっかりとコントロールしなければならない点です。そうしないと、カメラを通した際に血色悪く見えたり、メイクが汚れて見えたりしてしまいます。

今回の写真は、合計2つの異なるロケーションで撮影しました。車内の空間は比較的限られているため、アングル探しがポイントとなり、車の窓から差し込む自然光を存分に活かして顔に均等に光を当てつつ、大口径レンズでごちゃごちゃした車の内装を綺麗にボカしました。ビーチに移動してからは、光のコントロールが最大の試練となりました。海辺の日差しは非常に強いため、撮影時間はできるだけ正午を避け、レフ板は必須アイテムとなりました。そうしないと顔に真っ黒な影ができてしまいます。海風が強かったのですが、これはむしろプラスに働き、風の向きを利用して髪やパーカーの裾を揺らし、自然な動感を演出することができました。

大好きなキャラクターをやり遂げ、最終的な写真を見るたびに、これまでの様々な準備や撮影時の体力の消耗のすべてが報われたと感じます。ヘアメイクやロケーション撮影に関するこうした細かい経験談が、皆様の参考になれば幸いです。