今回表現したのは『ゼンレスゾーンゼロ』に登場する妄想エンジェルコスプレです。全体の再現度としては自分の中で80点、残りの20点は次回さらにブラッシュアップするための伸び代として残しておきます。ウィッグには高彩度のピンクを使用し、頭の上のヘッドホンや両サイドのリボンの髪飾りは事前にしっかりと補強しておきました。アニメイベント会場は人混みが激しいため、うっかり引っ掛けて落としてしまいがちだからです。一番のお気に入りは、手元にある黒い多角形の球体武器です。内部にシアンの目のような発光パーツが埋め込まれており、現地で見るとミステリアスでありながらもお茶目なメカニカル感が漂っています。
合わせている白いドレスは細かなディテールが多く、スカートの裾のプリントや胸元の小さなロゴも、極力公式設定に合わせてオーダーメイドしました。ウエストの編み上げやグローブのシアンのアクセントも、同系色の生地をこだわって選んだため、全体のカラーの統一感もバッチリ決まりました。みんなと一緒に撮ったこの集合写真は本当に空気感があります!私たち4人はそれぞれ違う角度からキャラクターの魅力をアピールし、私が前列で武器を構え、後ろの2人がピースサインをしたりスマホを掲げたりして、画面が一気に生き生きとしたものになりました。
イベント会場のライティングは実はメイクの仕上がりがとても試されます。透明感を出すためにベースメイクはあえて薄めに仕上げ、その分アイメイクの輪郭やリップの明度に重点を置きました。こうすることで、会場の照明が暖色系に寄っていても顔がくすんで見えなくなります。小道具は見た目以上に重量があり、これを持っていくつかのポーズをキープしていたので腕が少し痛くなりましたが、カメラに写ったデータを見た瞬間にそんな疲れも吹き飛びました。この衣装でオフラインのイベントに参加したのは今回が初めてでしたが、たくさんの同好の皆さんから素敵なお写真をいただき、このキャラの「萌えポイント」をみんなが共有してくれているのが伝わって嬉しかったです。
アニメイベントのコスプレの空間にいると、ついついたくさんシャッターを切りたくなり、この純粋な楽しさを形に残したくなります。前髪はあえてシースルーな空気感を持たせ、ヘッドホンの角度と合わせることで、顔の輪郭を隠しすぎないように工夫しました。コスプレ撮影の際は、極力自然光やサイドの逆光を探すことで、髪の毛の質感や小道具の立体感をより引き立たせることができます。今回は複雑なポージングはあまりせず、イベントでのごく普通の楽しい日常の瞬間を切り取りました。この二次元の作品を通じて、活発で少しワガママな可愛らしさを皆さんに感じてもらえたら幸いです。