今回のアニメイベントで撮影したイベント写真がついに完成しました!この衣装のファー襟とアームカバーは非常にボリューミーで重厚感があり、会場内にエアコンが効いていたとはいえ、何時間も連続で撮影を続けるとかなりの熱気との戦いになりました。氷雪風テーマが持つ羽のような軽やかさを表現するため、ポージングには数々の工夫を凝らしました。1枚目の膝立ちの構図は、氷の杖とスカートのフリンジを美しく放射状に広げることを意識したもので、体幹をしっかり引き締める必要があり膝にも負荷がかかりましたが、事前に用意したふわふわのファーラグを敷くことで美しく決まりました。2枚目の脚立に身を預けるポーズは全体のプロポーションを際立たせるためのもので、ハイヒールと青いストッキングの相乗効果によって、すらりと伸びる美しいレッグラインを強調。会場内の照明は無秩序なトップライトが多く顔に濃い影を落としやすいため、カメラマンさんと綿密に相談を重ね、大光量のオフカメラストロボで背景を適度に落として人物を鮮明に浮き上がらせました。プロップの杖は先端に重量があるため長時間の保持で手首に負担がかかりますが、もたれかかるポーズを取り入れることで腕を休めつつ衣装の優美なラインを演出。3枚目と4枚目の座りポーズでは舞い散る雪のエフェクトを取り入れ、毛先がふわりとなびく決定的瞬間を捉えるため送風機の位置と風向きを何度も微調整しました。硬いコンクリート床での膝立ちや座りポーズにはラグが不可欠です。メイク面では全体の世界観に合わせ、アイシャドウとリップを洗練された寒色系で統一し、額の花鈿(額飾り)には光を反射するラメパーツを採用。衣装の銀パーツやビジューは手作業で接着しているため脱落しやすく、撮影の合間に接着剤で小まめにメンテナンスを行いました。繊細な青いストッキングは伝線しやすいため着脱は慎重を極め、高めのヒールで疲労がたまらないよう待機中はフラットシューズに履き替えて体力を温存。孤高のメイジらしい泰然自若とした気品を醸し出すため、指先は決して力を入れすぎず、ふわりと脱力した優美なアーチを意識しました。体力と時間を惜しみなく注ぎ込んだ甲斐があり、氷雪の美を完璧に閉じ込めた納得の仕上がりとなりました。