先ほど撮影した写真を見ると、空はグレーブルーで、手に持った風船の色が鮮やかに映えています。石橋の上に立って夜風に吹かれながら撮影した集合写真のメイキングは、本当に心地よいものでした。パートナーとの息がぴったり合っていたおかげで、ロケーション撮影でありながら、とても自然体でいられました。
オンパロスと『崩壊:スターレイル』について、今回は雰囲気にマッチした動作の再現に重点を置き、あえて複雑なポーズを作らず、生活感のある日常的な瞬間をたくさん捉えました。コスプレ界隈外の友人にはロケーション撮影の苦労が伝わりにくいかもしれませんが、ブルーアワーにシャッターを切る瞬間、すべての疲れが吹き飛びます。
衣装・メイク・小道具に関しては、リボンの長さやブーツのシルエット、髪飾りの固定など微調整すべきディテールが多かったものの、当日は風が強く、スカートの裾やウィッグがなびく予期せぬ状況が逆に画面に躍動感を与えてくれました。パートナーと肩を並べて手すりにもたれかかり、これからの撮影プランを語り合っていると、視線の先には遠くの都市のスカイラインが広がっていました。これこそが私の考えるコンビ(CB)としての魅力であり、2人のキャラクターの関係性は画面の中の掛け合いだけでなく、背後で共に醸成された絆そのものなのです。
空が暗くなり光量が落ちていっても、このロケーション撮影には特別な雰囲気が宿ると信じていました。撮影前、スタジオ撮影のような完璧なライティングによる高画質には及ばないかもしれないと予想していましたが、屋外の自然光が織りなす温冷混ざり合う質感や、風が服の裾をかすめる瞬間は、後からのレタッチでは決して作れません。『崩壊:スターレイル』という壮大な世界観から派生した撮影だからこそ、私はこうしたゆったりとした自由な形で瞬間を切り取りたいと考えました。
今回のメイキングは本編の一部に過ぎませんが、地面の石畳の質感、遠くの木のシルエット、風に揺れる風船の小さなディテールなど、私はこうした無加工(直出)のリアルな質感が好きです。オンパロスの物語のベースには重厚さと希望が流れているからこそ、私たちはこの冷ややかな黄昏の中でそれらの感情を表現することを選びました。現地では立ち止まる通行人も多かったのですが、私たちは手元の小道具に集中し、風の中で精一杯体幹を保ちました。衣装の素材が少し硬めで動きが制限されましたが、合間にパートナーがスカートの裾やウィッグを整えてくれたおかげで、撮影中のちょっとした失敗も今日一番の笑い話になりました。
よく考えてみると、私にとってのコスプレとは外見を再現するだけでなく、その瞬間の感情を込めることです。ロケーション撮影が終わるたびに光の向きを確認するのが習慣なのですが、今回は幸運でした。曇り空ではあったものの雲の厚みが絶妙で、白飛びしない明るさとなり、逆光のシルエットラインが非常にくっきりと浮かび上がりました。最終的な完成写真には、単なるキャラやスタイルの復刻ではなく、逆境の中で立ち向かうオンパロスならではの雰囲気が伝わればと思っています。本編の完成を待つ間、エンジニアリングの記録でもあるこれらのメイキングを皆さんに先にお見せできて嬉しいです。橋のたもとで固まった脚や、風で乱れては何度も整え直した髪など、ここには2人だけの共同の思い出がたくさん詰まっており、こうしたリアルさこそが私の一番残したい宝物だからです。
作品そのものが私たちに多くの想像の余地を与えてくれ、こうした生活感あふれる集合写真を通じて、あの世界に一段と近づけた気がします。1回のシャッター、1着の衣装、1つのセットに真摯に向き合いさえすれば、撮影された画面が自ら語りかけてくれます。幻想と現実をそっと触れ合わせる、これこそがロケーション撮影ならではの独特な魅力なのだと思います。