上海芳文社オンリーのイベントアフター速報写真が、少し遅れて「Ver 1.0」のストックとしてようやくまとまりました!当日はココア役(@嘘大王飞走噜)の相方とスタジオに長時間籠もり、チノとココアが織りなすあの穏やかで癒やしに満ちた日常感を再現することに全力を注ぎました。今回は私がチノ、パートナーがココアを担当。桜のシチュエーションに寄り添うため、ヘアメイクにも細やかなこだわりを詰め込みました。
チノのウィッグは淡い青紫のストレートロングを選び、前髪をぱっつんに揃えてブルーのカラコンを装用。頬にはほんのりピンクのチークを広めに入れて愛らしさを際立たせ、ヘアアクセサリーには2つの白いポンポンと黒のクロスヘアピンを合わせました。衣装は王道の青白の洋装ドレスで、スカートには懐中時計やうさぎの紋章の金糸刺繍、英字ロゴのディテールが施されています。ココアの装いはオレンジブラウンのミディアムヘアに白のファー獣耳カチューシャを戴き、ピンク×白チェックの切り替えワンピースを着用。ウエストに結ばれた大ぶりのブラウンリボンが抜群のアクセントになっています。
最初のポーズでは、両手を優しく重ねて寄り添い合う構図を選択しました。スタジオの桜セットは濃色の遮光カーテンを背景にピンクの造花枝が広がり、照明を受けると全体が暖色系の温もりを帯びるため、レタッチでは画面の透明感を意識してトーンを調整。何より今回の撮影で楽しかったのは相方との抜群の呼吸感です。これまでも何度も合わせを行ってきたため、カメラの前でも以心伝心。途中で見せた「筋肉アピール」のようなコミカルなポーズも休憩中のふざけ合いから生まれたものでしたが、カメラマンさんが見事にシャッターで切り取ってくださり、生き生きとした最高の一コマになりました。
もちろんティッピーもぬいぐるみとしてゲスト出演!写真の中で大切に抱えている真っ白で丸いぬいぐるみがそれです。キャプションの「おじいちゃん、どうして私ばかり叩かれてるの?」という小ネタは、撮影中に構図を試す中で持ち上げたり、頬をむにっと挟んだり、軽くコツンと叩くような仕草をして「ティッピーのおじいちゃんがいじられてる(笑)」と盛り上がった撮影現場のノリから生まれたものです。
コスプレイヤーとして撮影に臨む前は、キャラクターの性格や衣装の細部をとことん研究します。チノは静かで内向的な性格ゆえに表情作りが非常に難しく、大げさな身振りを控えて視線の揺らぎやわずかな仕草で感情を表現する自制が求められます。対するココアは快活で天真爛漫なタイプなので、相方が伸びやかに動いてくれたことで、動と静の絶妙なバランスが生まれました。
この作品集は、イベントの熱気を形に残した私たちの大切な記録です。普段はお互いに忙しく、丸一日スタジオ撮影の時間を合わせるのは容易ではありません。空間のスタイリングから照明のセッティング、ポーズのすり合わせ、小道具の活用に至るまで半日以上を駆け抜けました。ウィッグや衣装の締め付けは体力を要しますが、完成した二次元コスプレ写真を目にした瞬間、すべての苦労が心地よい喜びに変わりました。また次回も、心温まる可愛い作品を形にしていきたいです。