明日の本番撮影まであと1日もないため、今日は急いで衣装一式を身にまとい、最後のフィッティング微調整を行いました。今アップしている写真は、今日自宅で鏡越しに自撮りしたもので、主にウィッグ、衣装のレイヤード感、そして全体のプロポーションのバランスが取れているかを確認するためのものです。今回準備したキャラクターは、東方Projectの『東方輝針城』に登場する鬼人正邪です。
今日この衣装が届いて着てみたところ、第一印象として全体のレイヤード感が本当に豊かだと感じました。トップスはオフホワイトに少し黄色みがかったパフスリーブシャツで、襟元にはダークブルーの特殊なリボンタイ風のデザインがあり、青い結び紐が2本垂れ下がっています。さらに赤と白の小さな星型バッジがあしらわれており、胸元のディテールは非常に凝っています。肩にはグレー地で格子模様が入ったショールを羽織っており、これらの要素が組み合わさることで、上半身が退屈に見えないようになっています。
ボトムスは、この少しボリュームのある赤いスカートで、裾のふんわり感が素晴らしいです。赤い生地の端には黒いギザギザのレースがパッチワークされており、一番下のレイヤーの生地は肩のショールと呼応するデザインになっています。この豊かなスカートのレイヤードは、明日の本番撮影でも間違いなく映える(カメラ映りが良い)はずです。アクセサリーに関しては、ヘアスタイルは黒のウィッグに頭頂部両サイドの白い小さな角、前髪の赤いメッシュ(毛束)がとても目を引きます。着用すると視覚的な再現度は非常に高いのですが、真夏に室内で試着していると、このキャラクター設定の「熱さ」を文字通り身に染みて感じます。
足元は靴と靴下の組み合わせで、黒い厚底の木下駄に赤い鼻緒、そして定番の白いクルーソックスを合わせています。この組み合わせは視覚的に非常にユニークなバランスがあり、どこか和風な雰囲気を醸し出しています。先ほど家の中を何周も歩き回ったのですが、主にこの下駄での歩き方に慣れ、足が疲れにくく、かつ写真映えする立ち角度を探るためでした。何と言っても明日は本番のコスプレ撮影ですので、立ち姿や歩き姿の自然さが最終的なクオリティに直結します。
小道具については、白い矢印模様がプリントされた黒い野球バットを用意しました。手にしてスイングしながら、少し挑発的なポーズをとることで、彼女らしい反逆的で「下克上」な雰囲気をしっかりと表現できます。このキャラクターは、現在のアニメ・二次元界隈では、大ヒット作のキャラクターほど知名度は高くないかもしれません(むしろマイナーな部類に入ります)が、準備のプロセス自体がとてもワクワクするものでした。一つひとつのアクセサリー、何層にも重なったスカートの裾、そのすべてにこだわりを詰め込みました。明日の完成写真が皆様の期待に応えられるかどうかは別として、少なくとも今の試着の段階でとても手応えを感じています。
メイクは明日しっかり仕上げる予定なので、今日は主に鏡に映る自分を見ながら、衣装のズレや露出過多な部分がないかを確認していました。例えば、スカート正面の赤い小さな矢印の装飾などは、きれいに整って見えるように位置や角度を慎重に調整する必要があります。自撮りの鏡写真にはどうしても限界があり、アングルやライティングは自宅の環境に左右されてしまいます。しかし、試着段階の写真としてはいわゆるコスプレ日常の「リアルさ」が伝われば十分だと思います。明日、もっと本格的なスタジオに移動し、適切な照明とカメラアングルで撮影すれば、この衣装の質感も一段と際立つはずです。
東方Projectの設定において、このキャラクター自身は「恐れを知らない(向こう見ずな)」性質を持っています。そのため、この衣装を着るときは、自信に満ち、奔放で、少し生意気な雰囲気をできるだけ自分の中に落とし込むようにしています。明日、カメラの前で彼女が持つべきあの神髄(世界観)をしっかりと表現できるよう願っています。今日の試着記録は大体こんなところです。明日の持ち物となる予備のパーツや細かな小道具の整理をこれから進めます。