山頂を吹き抜ける海風には微かな潮の香りが混ざり、とても心地よく肌を撫でていきました。今回は友利奈緒の衣装を携えて島ロケに挑戦。赤と白のセーラー服、黄色いリボンタイ、そして深紅のプリーツスカートという組み合わせが、強い日差しの下で鮮やかに映えました。キャラクターを忠実に再現するため、足元には黒のふくらはぎ丈ストッキングとブラウンのミドルブーツを合わせました。島の陽射しは眩しく、風も驚くほど強かったです。銀白のウィッグが風になびく様子はとても綺麗で幻想的でしたが、すぐに絡まってしまうため、数枚撮るたびに数分かけて丁寧に毛先を整え直す必要がありました。最高の光を求めて巨大な岩場を上り下りし、ブーツの底が岩の上で滑りそうになる場面もありましたが、普段のロケ撮影で鍛えた体幹のバランス感覚に助けられました。
崖沿いの柵のそばに立ち見下ろすと、港にびっしりと並ぶ船や一面の青い海が一望でき、影スタジオでは決して出せない本物の開放感に包まれました。逆光の撮影では、光をまとった髪の毛のハイライトが非常に美しい反面、顔が陰になりやすいため、立ち位置や補助光の角度を細かく調整し続けました。日差しが強い時間帯は赤と白のコントラストが際立ち、とても見応えのある仕上がりになりました。
撮影の合間に石のベンチに腰を下ろして一息つき、スマートフォンで風景をスナップしていると、本当に旅行へ来たような気分を味わえました。荷物を背負っての山登りで足はパンパンになりましたが、カメラの液晶に映る撮って出しの質感を見た瞬間、すべての苦労が報われたと感じました。肌に降り注ぐ日差しはぽかぽかと温かく、木々のざわめきを聞きながら心身ともにリフレッシュできました。今回のコスプレ撮影は色味をほとんど加工する必要がないほど、ありのままの光と影が素晴らしかったです。
1日の撮影を終え、下山した後は美味しい海鮮料理を堪能する予定です。とても充実した島ロケとなり、次回のロケ撮影も今から楽しみです。