8月3日の新芙蓉アニメフェスでのイベント写真を整理しました。カメラマンは道長さんです。混雑した会場の中で開放F値を使って背景をボカして撮影したもので、仕上がりの玉ボケの美しさはキャラクターの神秘的な雰囲気にぴったりでとても満足しています。
今回挑戦したのはFate/Grand Orderのキャラクターである玉藻の前で、事前の準備にかなりの時間をかけました。ピンクのロングヘアはウィッグで、顔の輪郭に合わせるために前髪や両サイドの毛束のレイヤーをカットして整えました。頭の獣耳はとても大きく、内側が白で外側はブラウンのグラデーションになっています。左耳には金縁の小さな黒い帽子を固定しました。後ろの尻尾も同じく巨大で茶白の配色になっており、歩行時に地面を引きずらないよう内部に針金を入れて形をキープしましたが、脱ぎ着や振り向く際には細心の注意が必要でした。
衣装面では、この黒のワンピースはオーダーメイド仕様で、胸元のゴールドの編み上げデザインと肩のフリル装飾がウエストラインをキュッと細く見せてくれます。袖は大きめで青紫のグラデーションが入っており、視覚的なインパクトが抜群です。足元にはニーハイの黒ストッキングと光沢感のあるチャンキーヒールショートブーツを合わせました。メタルバックル付きのブーツはポージングの際にしっかりと体を支えてくれます。
イベント現場での撮影の難しさは主に2点ありました。1つ目はすっきりとした背景を見つけることで、円柱状の台座や黒の折りたたみ椅子を活用して空間の奥行きを作らざるを得ませんでした。例えば白い台に片足を乗せたカットでは、脚のラインを伸ばすことで黒ストッキングと美脚の魅力をアピールし、ヒールブーツと相まって全体のプロポーションをより美しく見せています。座りポーズや寄りかかるポーズは、肩や背中のラインをより綺麗に表現できます。2つ目はライティングで、会場の天井照明を避けつつ顔に当たる光を柔らかくする必要がありました。ここでカメラマンさんの丁寧な誘導に感謝です。お札の小道具と視線のやり取りを捉えたアップを撮るため、立ち位置やアングルを何度も試しました。
メイクではアイメイクを強調し、赤いカラコンを使用してキャラクターの神秘性を高め、リップには鮮やかな赤を選びました。撮影全体を通して、尻尾や衣装が重く移動は少し疲れましたが、写真の仕上がりを見て大きな達成感を感じました。本当に楽しいコスプレイベント写真の撮影体験となりました。