年間のコスプレ写真アーカイブの整理が完了し、幅広いジャンルから厳選した10枚の作品を収録しました。今回のコレクションには『アークナイツ』、『ドラゴンラージャ』、『無期迷途』、『ダンダダン』といった多彩な世界観に加え、見崎鳴 コスプレ、さくら、アスカコスプレなどの姿も収められています。シリーズごとに撮影アプローチを変えており、例えばトンネルでのダーク調のカットでは、サイド逆光で輪郭を浮き立たせ、望遠レンズの開放F値で背景を圧縮することで重厚な空気感を醸し出しました。水辺のさくらのセットでは、シャッタースピード優先とレフ板の補助光を駆使し、スカートの広がりと脚の軽やかさを表現しています。ピアノのカットでは硬質な直接光を当て、澄み切った冷涼な質感を追求しました。
実のところ、黒ストッキングを履いたアスカコスプレの美しい脚のラインを撮影するのは容易ではなく、適切なローアングルを見極めて適度に筋肉のテンションを張り、現像・レタッチでも布地の質感を残しながら部分的な肌補正を施す必要がありました。『無期迷途』(銀髪と黒チュール)のカットでは焦点距離を伸ばし、前ボケを活かして奥行きあるパースペクティブを演出し、衣装のテクスチャとフェイスラインを際立たせました。メイク面でもキャラクターごとにカラーコンタクトやアイラインの引き方を細かく調整し、ウィッグも入念にカットとスタイリングを施しました。レタッチでは環境光をあえて抑えてネオンのディテールを残し、肌のトーンを統一することで、ゲームの原画イラストのような美しい色調を再現しています。毎回撮影前にカメラマンと目指すポージングや世界観を入念に共有しているため、常に高いクオリティを維持できています。来年の撮影計画も構想中であり、より多様な素材や手の込んだ重厚な衣装に挑戦しながら、さらに繊細な瞬間をカメラに収めていきたいと考えています。