リリース初日にエレンをお迎えしたあの日から、これまで一緒に戦ってきた彼女の姿をいつか具現化したいとずっと願っていました。今回『ゼンレスゾーンゼロ』クリエイター激励計画を機に、念願叶ってエレンコスプレのエレンJK版とエレン水着版の2つの衣装を撮影することができました。衣装の準備から小道具の手入れ、ロケ地選びに至るまで、すべての工程が挑戦の連続でしたが、心から楽しんで取り組むことができました。
まずはスタイリングの設定についてです。エレンJKの制服スタイルでは、上質な白シャツにダークカラーのプリーツスカートを選び、特注のサメの歯型ヘアピンとクロスデザインの髪飾りを合わせました。エレン特有のアンニュイでどこか神秘的な気品を表現するため、黒ストッキングとスクール風ローファーを合わせ、背負ったダークパープルのドラムバッグ風小道具は重厚感がありながらも、手にするだけでJK感を一気に高めてくれました。水族館の幻想的な青い照明の下、清涼感のある学生の佇まいに海洋要素が溶け込み、サメ系少女の空気感に完璧にマッチしました。
もう一つは今回の先行予告であるエレン水着のスタイリングです。清楚なJK制服とは対照的に、水着スタイルは夏のビーチの躍動感を存分に引き出しています。トップスにはシースルーの黒チュールと白フリルの切り替えデザインを採用し、キュートな黒のプリーツミニスカートを合わせました。黒いサメの尻尾の小道具は今回の最大の魂であり、しっかりとした作りであるだけでなく、内部の骨組みによってしなやかな曲がり具合を自由に調整できます。太ももの黒いレッグリング、首元のチョーカー、そして足元のフラットサンダルが合わさり、潮風の中で爽やかで軽快なシルエットを描き出しました。
ロケ地の選定にもかなりの時間と情熱を注ぎました。エレンJKセットは地元の水族館を選び、水中トンネルの揺らめく光影が顔に落ち、クラゲ水槽の前の幻想的な反射と相まって、深海のような静謐な世界観を醸し出してくれました。一方のエレン水着の撮影では南国のビーチを選び、日差しが非常に強かったため、真昼から午後にかけてはトップライトを避け、逆光やサイド逆光を活かして撮影を進めました。浅瀬で波と戯れるカットでは、自然な振り返りの表情を捉えるために波打ち際を何度も往復しました。両足を冷たい海水に浸し、心地よい海風を感じながらの撮影は、とてもリラックスして楽しい時間となりました。
撮影中には楽しいエピソードもたくさんありました。例えば水族館は来場者が多く、周囲の方に少しスペースを譲っていただいたり、通行人の写り込みを素早く避けるアングルを探したりと、カメラマンさんとの阿吽の呼吸が試されました。ビーチで水着撮影をした際も大きなサメの尻尾がかなり目立ち、通りすがりの観光客の皆様から興味津々の視線を浴びました。少し照れくささもありましたが、キャラクター自体の魅力に引き込まれ、すぐにエレンの世界観に没頭することができました。海風が強く前髪が乱れやすかったため、ウィッグの毛流れをこまめに直しながら日焼け止めも何度も塗り直しました。
プロの視点から見ても、今回の光と影のコントロールにはとても満足しています。水族館の照明は複雑で色温度が寒色に寄りやすいですが、レタッチではその青とピンクの冷涼なトーンをあえて残すことでサメの海洋感を強調しました。一方のビーチ撮影では太陽光の温もりを忠実に再現し、スキントーンが健康的で自然に見えるよう整えました。シースルーのトップスや黒のプリーツスカートなど、衣装の生地が強い光を浴びた時の透け感や立体感も美しく表現できたアニメ風写真撮影となりました。
今回の作品はキャラクターへの忠実な再現であると同時に、コスプレイヤーとしての私自身のロケーションへの解釈を融合させたものです。『ゼンレスゾーンゼロ』は本当に撮影しがいのある作品で、キャラクターデザインの存在感はもちろんのこと、レトロとモダンなストリート感が交錯する多彩なスタイルが、二次創作の大きな可能性を与えてくれます。3.0予告のエレンJKとエレン水着の写真を無事お届けでき、完成した写真を見てこれまでの準備がすべて報われたと感じています。この写真がエレンを愛する皆様にとって、特別な視覚体験となれば幸いです。