【白洲アズサ コスプレ】『ブルーアーカイブ』補習授業部の冷酷な魔女、夜景ロケで天使の翼を忘れた時の補救案 - 1 枚目
【白洲アズサ コスプレ】『ブルーアーカイブ』補習授業部の冷酷な魔女、夜景ロケで天使の翼を忘れた時の補救案 - 2 枚目
【白洲アズサ コスプレ】『ブルーアーカイブ』補習授業部の冷酷な魔女、夜景ロケで天使の翼を忘れた時の補救案 - 3 枚目

今回は『ブルーアーカイブ』に登場する白洲アズサの初期(原皮)衣装でコスプレ撮影を行いました。正直なところ、この衣装は細かなディテールが本当に多く、襟元の黒黄ストライプと長い黄色スカーフの位置調整だけで半日かかってしまったほどです。ウィッグは特注の銀白髪ロングストレート。頭頂部の三日月型のティアラとサイドの紫色の小花が合わさり、全体的に非常に透明感のある色彩ですが、モノトーンのドレスがどこかミステリアスで冷徹な魅力を漂わせています。撮影当日の午後は雨が降っていましたが夜には上がり、しっとりと濡れた夜景ロケの会場や手すりの水滴が、街の明かりと相まってより一層ドラマチックな雰囲気を演出してくれました。

一番劇的だったのは、ロケ地に到着してバッグを開けた瞬間に「天使の翼を家に忘れてきた!」と気づいたことです。大きな翼は彼女を象徴する極めて重要なパーツなので、翼なしの撮影は魂が抜けたようなもの。一時は呆然としましたが、カメラマンさんから「レタッチ合成で翼を付け足そう」と提案してもらい、腹を括って全ポーズの撮影をやり遂げました。帰宅後に自分で切り抜き合成を行いましたが、光影や縁の馴染ませ方に多少の工夫が必要だったものの、全体として違和感のない仕上がりになり、うっかり屋のレイヤーさんにとっても良いリカバリーの参考になったと思います。

撮影では、都市の夜景の中で孤高かつ静寂な佇まいを表現するため、高所の木製手すりに腰掛ける構図を選びました。3枚目のカットでは靴を脱いで傍らに置き、黒のフリル付きオーバーニーソックス姿で足を自然に伸ばすことで、高所から見下ろすキャラクター特有の冷涼な気品を引き立てています。実はアズサの初期衣装は水着やメイド服に比べて着る同好(ファン)が少なく、閲覧数が伸びにくいことは百も承知でした。ですが、表面の冷たさと内面の繊細さというアズサのギャップ萌えが大好きで、誰に見られなくても自分自身が納得できる再現度を追求したかったのです。

プロップに関しては、黒白のライフルをEVAボードとPVCパイプを用いて手作業で造形・塗装し、グリップ部分にはリアルなウェザリング(汚し塗装)を施しました。天使の翼のレタッチ合成では、レイヤーの不透明度を調整し、浮くような白さを抑えて夜景の暗部に自然に溶け込ませています。今回のコスプレ撮影では終始単焦点の大口径レンズを使用し、背景の高層ビルの街明かりを色鮮やかな玉ボケへと昇華させ、被写体を際立たせつつ手すりの木目質感もリアルに残しました。

表現者としてスキルアップを目指すレイヤーにとって、一つの作品作りはまるで小さなプロジェクトのようです。ウィッグのカットから縫製、プロップ制作、そしてレタッチに至るまで全てを自分の手で行います。今回は天使の翼を忘れるハプニングもありましたが、コスプレの醍醐味は完璧な仕上がりだけでなく、予想外のトラブルに向き合い解決するプロセスの探求にあると深く実感しました。これからも物語性を感じられる素晴らしい作品を紡いでいきたいです。