今回の撮影では鮮やかなブルーのウィッグと青のカラコンを用意し、アイメイクにはほんのり赤ピンクのベースを忍ばせることで、青髪少女ならではの元気いっぱいな明るさと無邪気な愛らしさを再現しようと試みました。衣装は白シャツにグレーのプリーツスカートを合わせたJK制服で、襟元にはダークブルー1つと鮮やかなイエロー2つの計3段重ねのリボンがあしらわれ、とても華やかなレイヤード感を生み出しています。手元に持ったコアラのクッキー小道具は大食いネタにぴったりで、小道具を持ちながら撮影することでリラックスして臨むことができました。
1枚目は正面からのピースサインのポーズで、絶妙な光の当たり具合の中、目尻をわずかにキュッと上げてウインクを決めることで、お茶目で活発な空気感を捉えました。2枚目は体を斜めに向け、手元のスナックを見下ろしながら少し物思いにふけるような眼差しを作り、静かでアンニュイな雰囲気を演出。対照的な2つの表情を切り替えるプロセスはとても新鮮で楽しかったです。
撮影ロケーションは屋外の階段や手すり周辺で、背景を綺麗にボカすことで視線を顔周りの表情にしっかりと集中させました。目の下のチークと透明感あふれる肌の質感が今回のメイクの命です。今回の八奈見杏菜コスプレでは、JK制服の細部やウィッグの毛流れのセットに細心の注意を払い、カメラの前で二次元本来の魅力を最大限に引き出すよう努めました。『負けヒロインが多すぎる!』に登場するキャラクターとして、底抜けの明るさとどこか切ない負けヒロイン感を行き来するニュアンスは非常に表現しがいがありました。キャラクターへの解釈が写真の感情表現に直結するため、撮影前後の調整にはじっくり時間をかけました。レンズ越しに彼女の可愛らしさを感じていただけたら嬉しいです。