真昼の冷たい強風に煽られながら幻想郷を見回りしていたところ、誰が放ったのか分からない凍符「パーフェクトフリーズ」と吹き飛ばされそうな突風に直撃し、その場で氷漬けになりそうでした。車の中で天気予報を見ながら浮かべていた苦悶の表情は、決してネタで作った顔ではなく、本当に寒すぎて泣きそうだったからです。
実際のところ、この紅白の巫女服はディテールへのこだわりが非常に高く、赤地に金糸の刺繍やパールの髪飾りはとても精巧で、サイドの白いレースも重厚感がありますが、その代償として防風性がまったくありません。真冬にこの格好で外を歩くと、冷たい風が袖口や襟元から容赦なく吹き込み、胸元のパール飾りが歩くたびに揺れて鎖骨に冷たく当たりました。メイクをしっかり再現するために時間をかけて仕上げたものの、カラコンを装着して冷風を直に受けるのは物理的に辛く、涙が出そうになるほどでした。
その時は、「こんなちっぽけな凍符「パーフェクトフリーズ」に屈するわけにはいかない、でなければ誰が幻想郷の平和を守るの?」と自分に言い聞かせ、歯を食いしばって見回りを続けました。その後、散った花びらが敷き詰められた遊歩道に差し掛かると、一気に気分が晴れやかになりました。地面一面のピンクの花びらが最高の天然の背景となり、手がかじかむ寒さの中でもカメラの前ではベストな状態を保ち、霊夢ならではの余裕ある佇まいを引き出そうと努めました。ウインクしているカットは一番コンディションが良く、構図もセンターで、遊び心のある可愛らしい表情が撮れました。
それにしても、この突風は一体誰の仕業なのでしょうか?凍符「パーフェクトフリーズ」をやたらと乱発するあのおバカさんを見つけたら、絶対にタダじゃおきません。ハクション!本当に寒さで鼻水が出そうで、メイクも風で崩れかける寸前でした。それでもこうして素敵な写真を残せたので苦労した甲斐がありました。特にお札(御札)を構えて一面の花びらと調和した情景は、キャラクターの世界観にぴったりで、幻想郷を守るために奮闘した努力の証でもあります。骨身に染みる寒さでしたが、大好きな作品のコスプレをして、真剣に屋外ロケを完遂できた体験はとても楽しいものでした。次回の見回りはポカポカとした小春日和に当たりますように。ついでに文々。新聞にでも載って、頑張って見回りをする凛々しい姿をみんなに見てもらえたら最高ですね。