7月13日、青島DC32 Day1の撮影業務が無事に終了しました。カメラを始めて以来、イベント撮影の商用客単を正式に受注したのは今回が初めてでしたが、全体のペースや精神的なコントロールは良好な範囲に収まりました。機材面では、相棒のNikon D750をメインボディとして信頼し、シグマ 50mm f1.4 ARTをアップや半身の大きなボケ感用に、タムロン 24-70mm f2.8を会場の背景描写や全身の脚長構図用に使い分けました。ライティングに関しては、YN685を3台、Godox V850IIIを1台、さらに智雲(Zhiyun)M40を定常光の補助ライティングとして持ち込みました。ストロボ陣と定常光の組み合わせは、漫展会場特有の黄みがかった煩雑な天井照明を強力に抑え込んでくれます。会場環境についてですが、イベント自体の熱気やアニメファンの情熱は素晴らしかったものの、ホール内部の環境は正直なところあまり満足できるものではありませんでした。床のホコリが目視できるほどで、人が行き交うたびに舞い上がる飛灰は、まるで西北の黄土高原にいるかのような錯覚を覚えたほどです。ローアングルを狙うたびに膝や服が灰で汚れ、ノイズやコントラストの低下はレタッチで補正できるものの、撮影体験としてはマイナスポイントでした。
初日に撮影を依頼してくださったフレンドの皆さんは非常に協力的で、コミュニケーションもとてもスムーズでした。最初のスタイリングは、モノトーンのゴシックファッションに二刀流を合わせた女性で、彼女のロングブーツとクールな表情に合わせ、ローアングルからの仰角撮影を多用しました。広角や開放F値でのローポジションは、脚のラインをすらりと長く見せるだけでなく、会場天井の円形照明を利用して整然とした背景玉ボケを作り出し、被写体を立体的に浮かび上がらせてくれます。2着目は、ブルーのカットアウトロングドレスにニーハイブーツの組み合わせ。彼女がドレスの裾をふわりと持ち上げる動的な瞬間をストロボでシャープに切り取り、ドレスの金色の縁取りや絹のような滑らかな質感を完璧に再現しました。
他の3人のキャラクター表現もそれぞれ見どころ満載でした。金髪ツインテールの背中見せ衣装に毛糸のウサギのぬいぐるみをあわせた組合わせは会場での注目度が高く、背中のラインと横顔のシルエットをメインに撮影し、軽やかな写真構造を意識しました。ブルー×ホワイトのローブにエルフの長耳、金髪のダブル三つ編みをあわせたスタイリングでは、手に持ったリング状の魔法杖が非常に特徴的で、人が引いた隙を狙って静かなアングルを見つけ、50mm f1.4の開放値で遠くを見つめる一瞬の静寂をキャプチャしました。また、青髪×白ドレスのフレンドには、カメラポジションをさらに低く設定し、ストロボ陣でハイキーな光を回すことで、若干のハイキー感と柔らかいブルーム感を演出。白いウサギ耳のシルクハットを掲げる仕草と相まって、極めてファンタジックなビジュアルに仕上がりました。
このような多スタイリングの連続撮影は、機材のバッテリー持ちと私の体力の双方にとって大きな挑戦でした。しかしシグマ 50mm f1.4 ARTの描写の鋭さは非常に信頼でき、タムロン 24-70mmは狭い通路や混雑したブース間での画角切り替えを大いに助けてくれました。オフカメラストロボのマルチ発光と定常光の併用により、暗部のディテール表現に余裕が生まれ、人物の肌の質感が天井光に打ち消されるのを防ぐことができました。全体として、会場のホコリという課題はあったものの、完成したイベント写真のクオリティおよびコスプレイヤーの皆様とのコラボレーションプロセスは非常に楽しいものでした。写真を見返しながら、ライティングとフォーカスにおける自身の成長を実感しています。混乱した会場内でアングルを模索する私を信頼してくださった皆様に心より感謝申し上げます。これは私のフォトグラファーとしての歩みにおける、確かで鮮明な一歩となりました。