本日のFGOフェス開場前に起きたこの宅配便のトラブルには本当に肝を冷やしました。配送スピードを信じていたのに手痛い裏切り(背刺)に遭い、本来なら10時半に届くはずが、配送状況を見ると未だに中継所にあるとのこと。やむを得ず配送先を急遽会場へと直接変更しました。これ以上受け取りが遅れてしまうと、今日のために丹精込めて用意したノベルティを本当に手渡し(面交)できなくなってしまいます。
今日これほど急いで会場に向かったのは、この蒼崎青子 コスプレのスタイリングのためです。『魔法使いの夜』の設定にあるあの深みのあるブルーの瞳を限界まで再現するため、カラコンのタイプにもこだわって選び、光の移り変わりの中で美しい透明感が引き立つようにしました。ウィッグのカットにも工夫を凝らし、両サイドのレイヤーや前髪の長さを何度も微調整することで、着用時に視界を遮らないようにしつつ、原作キャラクター特有の「眉のあたりをうっすらと覆う鋭い気質」を綺麗に表現できるようにしました。
衣装面では、ワインレッドのベロア(丝绒)のジャンパースカートに黒のタートルネックのインナーを合わせるのが王道のチョイスで、この赤と黒の配色による視覚的なコントラストが非常に力強く映えます。ベロア独特の質感は、室内の温かみのある照明の下で非常に美しいソフトフォーカスな光の反射を生み出すため、多くのレイヤーが素材選びの際に注目するポイントでもあります。イベントの丸一日を会場の内外で歩き回ることになるため、このような厚手の生地による二次元ファッションは蒸し暑くなりやすいと考え、上半身のインナーには少し通気性の良いニット素材を選びました。
多くのファンが私の自撮りと公式の比較画像をネットミームにして「完全に一致」と言ってくれています。実際のコスプレのプロセスにおいて、二次元の平面的な顔立ちをリアルな人間の立体構造へと落とし込むのは、やはりそれなりの挑戦になります。コスプレメイクの工夫として、アイラインの太さをあえて控えめにし、シェーディング(輪郭色)で代用しました。これにより、遠目から見た時には原画が持つフラットでシンプルな雰囲気に近づき、近くで見ると自然な人間の骨格構造をキープできるようにしています。
今回はあの白い痛バッグを特別に持参しました。中にはいくつかのキャラクターのテーマカードや、とても素敵なデザインのオリジナルグッズ(周辺)が入っています。今日は他のファンとの交流やチェキ(拍立得)の撮影をメインに考えていたため、グッズが折れ曲がらないようにしっかりと保護しました。会場内をぐるりと一周すれば、「顔を覚えるよりバッグで判別したほうが早い」ブースとしてすぐに認知されてしまうかもしれません。
開場直前に物流の遅延に巻き込まれてかなり焦っていますが、これもコミケの思い出(経験)の一つだと前向きに捉えています。展示会のような大型イベントでは突発的なアクシデントが付きものです。今はただ、配達員さんが最速で届けてくれること、あるいはスペースのスタッフさんが対応を繋いでくれることを祈るばかりです。会場で昼食をとるついでに何枚か写真を補い撮影(補拍)したのですが、全体のコンディションとしては十分にバッチリな状態を維持できていると思います。このようなロールプレイの没入感は、小道具や衣装の完成度に大きく左右されるものですが、今日のところはあのノベルティ(無料)の到着を待つばかりです。