【チェシャー コスプレ】アズールレーン、大光明橋の晴天と見果てぬ夜景 - 1 枚目
【チェシャー コスプレ】アズールレーン、大光明橋の晴天と見果てぬ夜景 - 2 枚目
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【チェシャー コスプレ】アズールレーン、大光明橋の晴天と見果てぬ夜景 - 5 枚目
【チェシャー コスプレ】アズールレーン、大光明橋の晴天と見果てぬ夜景 - 6 枚目

今回のチェシャー コスプレは9月の天津の屋外で撮影を行い、大光明橋のクラシカルな列柱と金色の彫刻入り手すりを天然の背景として活用しました。衣装は青と白のメイド風コスプレコーディネートで、写真では爽やかに見えますが、濃紺のオーバースカートにあしらわれた金色のパイピングや襟元のメタルタイ、胸元の繊細なクロスチャームなど細かなディテールが多く、どんな動きでも美しく保てるよう何度も調整を重ねました。ウィッグは銀灰色をベースに頭頂部からサイドにかけて鮮やかなシアンブルーのインナーカラーを入れ、自然光の下で綺麗に発色しつつ髪色に奥行きを持たせました。綺麗に切り揃えたショートボブに白レースのヘッドドレスを合わせ、キャラクターの愛らしい茶目っ気を引き立てています。

撮影当日は快晴で非常に強い日差しが降り注いでいました。こうした高輝度の屋外ロケーションではカメラマンの露出コントロール技術が試されますが、幸いにも同行してくれたカメラマンの酌濁さんは強い自然光の扱いにとても長けていました。順光をそのまま受けるのではなく、大光明橋の石柱の陰や手すりからの反射光を巧みに利用することで、顔に落ちる光を均一で柔らかく保ち、写真全体のハイキーで透明感あふれる幻想的な空気感をそのまま残してくれました。構図決めも定型的な立ち姿にとらわれず、周囲の建築構造と自然に対話するような配置にこだわりました。

ポージングにおいては、正午の直射日光によるきつい影を避けるために立ち位置を何度も調整しました。柱に寄り添って片脚を上げるポーズは柱の陰影を活かして画面に立体感をプラス。両腕を広げて青いリボンを引く仕草は画面に伸びやかさを与え、スカートの裾や手首のフリルが風になびいて躍動感のあるビジュアルを生み出してくれました。足元には白ニーソコーデにハイヒールを合わせ、ポーズをとった際に脚のラインがすらりと長く見えるように工夫。ハイウエストのドレスデザインと相まって全体のスタイルをすっきりと見せ、どんな動作でも着太りして見えないよう仕上げました。メイクも9月の天津の暑さに負けないよう、薄付きで崩れにくいベースメイクを選びました。

ただ、この写真を見返すと今でも少しだけ心残りがあります。当日はその後のスケジュールが過密だったため日中の撮影しかできず、数時間待って海河の夜景を収めることが叶いませんでした。大光明橋の夜景に暖色系のライトが灯り、遠くの街並みのスカイラインが輝く中でこの青白の衣装を纏えば、また違ったロマンチックな雰囲気が撮れたのではないかと想像してしまいます。旅先での撮影とは往々にしてそうしたタイミングの巡り合わせがあるものですが、青空と白い雲を背に天津ならではの西洋建築が映える日中の光は、この写真にクリーンで澄んだ質感を与えてくれ、思いがけない素敵な収穫となりました。

思い描いたスタイリングを屋外撮影で形にするには、カメラマンの丁寧なディレクション、事前の入念な準備、そして現場での臨機応変な対応が欠かせません。衣装の仕立てから小道具の配置、ウィッグのセットからポージングの誘導に至るまで、一つひとつの工程が最終的な仕上がりに直結します。夜景が撮れなかった悔しさは残るものの、アズールレーンの世界観を表現した色彩と質感はとても気に入っており、9月の天津旅行写真の素敵な締めくくりとなりました。