今日のドリア コスプレの撮影は、『オナー・オブ・キングス』ならではの広大な海の雰囲気を再現するため屋外ロケで行いました。頭上の青いウィッグは非常に長く、屋外の風も強かったため、毛流れを整えて梳かすだけで30分以上かかりました。毛束には淡い青緑色のハイライトを織り交ぜており、陽光に透けると抜群の透明感を放ちます。
メイク面では、人魚コスプレとしての水中の世界観に寄り添うため、下まぶたのシャドウのぼかしをあえて深めに入れ、グレーブルーのカラコンを装着し、両頬には淡いブルーのフェイスペイントをあしらいました。衣装は主にシアーな水色の透け感素材を使用し、パールの連なりや白い貝殻、そして橙赤色の結び紐が縫い付けられています。首元には紫のチョーカー、黒紐の貝殻ペンダント、斜めがけのパールチェーンを身につけ、左手首には虹色に輝く翼のブレスレットを合わせました。
もともとは階段を見つけてしゃがみポーズで撮る予定だったのですが、腰を落としてポーズを決めた瞬間、隣の花壇から突然茶トラの子猫が飛び出してきました!頭から跳ね上がったウィッグの毛束にロックオンし、一直線に飛びかかって激しくじゃれついてきたのです。私はヘアスタイルを必死に死守しつつ、レンズの前で表情を崩さないよう必死にこらえ、なんとかこの俯瞰アングルでの自撮りをシャッターに収めました。
傍らにいた小道具チームの仲間たちは大爆笑して腰を抜かすばかりで、助けにも来てくれませんでした(笑)。とはいえ屋外ロケではこうした不意のアクシデントは日常茶飯事であり、特にこれほど長くてボリュームのあるウィッグを被っていると、犬や猫が好奇心を刺激されて寄ってくるのも無理はありません。作品としての完成度を落とさないためにも、こうした瞬間は筋肉の記憶(筋力と表情管理)を頼りに顔の表情をキープするしかありません。
このウィッグについて触れると、あまりの毛量の多さに実は首へかなりの負担がかかっていました。写真映えを意識してスタイリング剤でトップにしっかり高さを出し、全体のシルエットをよりふんわりとボリューミーに仕上げました。メイクに関しては、最初のテスト段階で神秘的かつ澄んだ眼差しを表現するため、理想的な淡いグレーブルーのカラコンを見つけるまで何種類も試着を重ねました。衣装の装飾品もすべて手作業で縫い付けられたもので、撮影中はパールのチェーンが髪に絡まないよう気を配りつつ、デコルテのラインをすっきりと見せて画面に軽やかさを持たせました。
あの俯瞰のポーズについて言えば、本来は垂れ下がる髪のレイヤー感を豊かに見せるためのもので、髪を手で掴むディテールも数十枚連写した中から厳選したものでした。ウィッグが散らかりすぎず、程よい抜け感のある日常のリアルさを出すための工夫です。そのため猫に襲撃されたときは、せっかく入念に整えたスタイリングが崩れそうで内心かなり焦りました。しかしこの界隈において、動物たちの突然の乱入は付き物であり、時に写真に思いがけない最高のハプニングと奇跡をもたらしてくれることさえあります。
今回のメイクは目元の深遠なニュアンスを強調し、瑞々しいアクアブルーの衣装と相まって、全体の海洋風コスプレとしての世界観を完璧に演出してくれました。単なるコスプレ撮影にとどまらず、私自身にとっても深海や人魚コスプレをテーマにした貴重な挑戦となりました。ちょっとしたハプニングはあったものの、体験としては非常に楽しく思い出深いものになりました。青髪コスプレのウィッグを太陽光が透過した瞬間の透明感は格別で、これから全カットのレタッチを仕上げるのが今から楽しみでなりません。