ペルソナ5 芳澤かすみの日常制服スタイリングのコスプレ写真がまとまりました。この衣装は再現度においてかなりこだわりを詰め込みました。
ジャケットのデザインは原作の立ち絵のシルエットにできる限り近づけ、グレーブラックの生地はハリがあり、肩のラインも控えめに仕上がっています。最も気に入っているのは、袖口の赤いボタンと左胸の盾形エンブレムの特注品です。エンブレムの模様や縁のステッチに至るまで丁寧に処理されています。裾のチェック柄プリーツスカートも特注の織り生地で、赤・黒・グレーが入り混じるチェックの配置方向は設定に完全に準拠しています。プリーツがしっかりとプレスされており、へたった感じがありません。黒の不透明タイツ(黒タイツ コーデ)と合わせることで、脚の比率がすっきりと美しく整えられています。
靴のチョイスも全体の完成度を大きく左右しました。原作設定にある丸いトゥの赤黒バイカラーの革靴の代わりを長期間探し求め、最終的に微かに暗赤色の光沢感を持つパテントレザー風のこの靴で何とか調和させ、安っぽいプラスチック感を回避できました。ウィッグは今回の見どころであり、鮮やかなワインレッドに染め上げられ、前髪は自然なカーブを描くようにカットされています。頭上の赤いリボンヘアバンドと耳元に垂れる編み込みヘアがキーポイントで、スタイリングの際に編み込みのテンションを調整し、2本の硬い縄のように見えないよう少しふんわりと仕上げました。
撮影当日は、背後に大きなガラス窓が広がる広々とした室内スペースを選びました。このような青みがかった逆光環境はコントロールが難しいですが、雰囲気が意外なほど素晴らしく仕上がりました。背景が広範囲の自然な拡散ブルーライトだったため、頬杖をついたり膝を抱えたりするポーズを微調整し、視線をリラックスさせて放課後のキャンパスでボーッとしたり考え事をしたり、あるいは誰かを待っている瞬間を捉えました。足元には白いファータオルケットを敷き、冷たい床を遮るだけでなく、画面に明るい差し色を加えることで、ダークトーンの制服や黒タイツが暗い地面と同化してしまうのを防ぎました。
小道具としては、手に持ったダークトーンのノートに加え、傍らの黒いバックパックも再現度の高いアイテムであり、シルバーのジッパープルやベルトのバックルがブルーライトの下でかえって質感を引き立てています。正直なところ、このような日常感やデザイン性のあるキャラクターの撮影は、戦闘服や派手なエフェクト衣装よりも表情や佇まいのニュアンスが厳しく問われます。服装自体が控えめなため、動きが大きすぎるとキャラクター本来の物静かな気品が損なわれ、ただ制服を着て普通のポートレートを撮っているように見えてしまうからです。
今回のレタッチでは過度なスリム化や肌のツルツル加工をせず、肌本来の質感や顔に当たる光の起伏を残しました。なにせキャラクター自身も生き生きとした高校生のイメージですからね。全体の色調をややクールな方向に微調整し、画面内で赤い髪が一層引き立つようにして、赤と青の対比による視覚的中心を作りました。この静謐な画面の質感がとても気に入っています。
特別な大掛かりなセットを組まないコスプレイベント写真ですが、パースや光と影をうまく活かすことで、キャラクターの日常感をしっかりと表現できました。この全体の雰囲気が、この作品やキャラクターを愛する方々に少しでも共感していただければ幸いです。純粋なシェアですので、気軽にご覧ください。