今回の蛍火虫Day2では新春キサキの改良チャイナドレスを着用し、広州の恵まれた秋晴れの下で屋外撮影をしてきました。白のチャイナドレス コスプレのシルエットは身体のラインに綺麗にフィットし、襟元の赤いチャイナボタンやタッセルなどのディテールも完成度が高く、黒のタイツと白のハイヒールを合わせることで、全体的に清涼感がありつつもお茶目な可愛さをプラスしました。頭上の三日月型の髪飾りとツインテールの長い三つ編みは『ブルーアーカイブ』のキャラクターの魂であり、歩くたびに毛先が揺れる様子がとても可愛らしいです。
撮影時はあえて緑の植物と石畳の道があるロケーションを選び、自然光による陰影が衣装のシルエットを綺麗に引き立ててくれました。手に持った「新春大吉」の掛け軸は小道具としても構図のアクセントとしても優秀で、片足立ちでの振り返りポーズ、膝立ち、地べたに座るポーズなど様々な体勢に挑戦しました。特に片足を上げた1枚(カバー写真)は、チャイナドレスのスリットと黒ストッキングコスプレの美しい脚のラインが見事に表現できました。カメラマンの橘子皮さんは光の扱いがとても巧みで、逆光時に髪の毛のフチに美しい光輪を作ってくれました。
ウィッグのセットからチャイナドレスのウエストラインの微調整に至るまで、服飾やメイクにはかなりのこだわりを込めました。コスプレは単に衣装を着るだけでなく、ポーズや表情をキャラクター本来の気品に寄り添わせることが大切だからです。新春テーマと真っ赤な掛け軸の組み合わせは、新年のめでたい雰囲気にぴったりでした。屋外撮影では通りすがりの人に見られることもありましたが、カメラに集中することでより自由に自分を表現できました。小道具の掛け軸は巻けば持ち運びも便利で、イベント会場の外で気軽に日常感のあるカットが撮影できました。
こうした中国風エレメントを持つキャラクターを仕上げるたびに、伝統的な情緒を残しつつ動きやすさを兼ね備えた改良チャイナドレスのデザインの素晴らしさを再認識します。広州のこの2日間の日差しは十分で、石畳の床から反射する光が顔周りを自然に明るく照らしてくれたため、余計な補光もほとんど必要ありませんでした。後半の座りポーズの写真ではスカートの裾が自然に広がり、掛け軸を手に持つことでリラックスしたナチュラルな表情を引き出すことができました。今回の新春キサキの作品が節目の明朗な雰囲気を皆様に届け、私自身にとっても楽しいイベント写真の思い出として残ることを願っています。