今回のIJOYアニメ・ゲームイベントのイベント写真がついに手元に届きました!今回のD.Vaコスプレの衣装や撮影プロセスについてじっくり語りたいと思います。
まずは衣装について。この鮮やかなブルーのロンパース型ボディスーツは高伸縮性のスポーツ生地で、フィット感がありながらも苦しくありません。ピンクのジッパーとV字の切り替えラインがウエストラインを美しく引き締めてくれます。アウターはショート丈のフード付きデザインで、ピンクとブルーの対比が目を引き、袖口のブルーの絞りが全体をよりメカ風に仕上げています。一番驚いたのは太もも横の十字キーのプリントで、小さいながらもディテールが満載で写真のアクセントとして最高に映えます。キャットイヤー付きのヘッドセットは再現度が高いだけでなく、長時間着用しても耳が痛くなりません。ヘッドセットのカラフルなモジュールが会場の照明を受けて綺麗な反射効果を生み出します。小道具の銃はブラック×ピンクのプラスチック製で、手にとっても重すぎませんが、表面に繊細な刻印ラインが入っているためポーズを取ると存在感抜群です。
撮影機材はキヤノンR5 Mark IIに85mm f/1.2レンズの組み合わせで、イベント写真を撮影するにあたってまさに最強の武器です。85mm単焦点がもたらす背景の圧縮感が素晴らしく、会場内の混雑した人々や雑多な照明を綺麗な玉ボケにぼかしてくれ、被写体を引き立たせてくれます。当日の光線はトップライトやブースの補助光などが混ざり合い複雑でしたが、R5 Mark IIの肌色の再現はとても自然で、開放F値で撮影しても顔のディテールや髪の毛の質感までくっきりと残してくれました。カメラマンの友人はローアングルからの仰角撮影とバストアップ特写の2通りの方法を使い、写真2の立ち姿のアングルでは脚のラインとボディスーツのシルエットを非常にスタイリッシュに捉え、小道具を掲げるバランスも完璧でした。写真3の屈みポーズは難易度が高かったものの、靴の小さなバックルや全体の躍動感を上手く表現してくれました。
実はこのキャラクターを演じる上で一番克服すべきなのは姿勢(体態)です。ボディスーツが肌に密着するため、少しの猫背やお腹のたるみも目立ってしまいます。撮影前にしっかりストレッチを行い、胸を開いて背筋を伸ばした状態をキープすることで、立ち姿を美しく見せました。ウィッグは特注のライトチェスナットカラーのぱっつん前髪で、毛先を少し巻いています。会場は人が多くて暑かったですが、スプレーでしっかり固定したため一日中崩れることはありませんでした。
イベント撮影の雰囲気についてですが、IJOYアニメ・ゲームイベントの会場は混雑していたものの、幸い専用の撮影エリアがありました。比較的空いている角を見つけ、会場ブースの青いライトボックスを背景として利用することで、eスポーツのような没入感を演出できました。全行程で約40分ほど撮影し、OKカットの確率も高く、特に銃を手に横を向いた立ち姿のショットは構図が安定しており眼差しもバッチリ捉えられていたため、カバー写真に選びました。
このような高彩度でインパクトのあるスタイリングは後処理の色彩調整が試されますが、今回は撮って出しの原液写真のままでも非常に心地よい仕上がりでした。キヤノンのポートレートの発色と85mmの柔らかいボケ感が相まって、写真全体が二次元の鮮やかさとリアルな肌のツヤ感を両立させています。過度なフィルター加工は加えず、コントラストと色温度を微調整するにとどめました。この競技感のあるキャラクターはクリーンで爽やかであるべきで、重すぎる雰囲気フィルターは衣装本来のディテールを隠してしまうと考えたからです。
最後にイベント写真の醍醐味についてですが、一枚一枚の写真に当時のコンディションや気持ちが記録されている点です。スタジオ撮影はすべてをコントロールできますが、イベント会場ならではの思いがけない光影や通行人が背景にボケて映り込む様子が、写真にストーリー性を与えてくれます。このピンクとブルーの戦闘服は、彼女の活発で頼もしい特質を最も引き出してくれると感じます。身につけると自然と背筋が伸び、まるで本当にマッチ(対局)に向かうような気分になれました。